『砂漠』伊坂幸太郎（ISBN:4408534846）

まあ、なんだな、恒例ってことで。毎年この時期になるとわが読書量の少なさを憂うわけだが、それはもはや潔く諦めるとして。今年の傾向としては、いわゆる文芸系のジャンルをあまり読まず、ミステリにかなり偏った読み方をしたことが挙げられる。意識的にし…

最後のダジャレなのにこんなんでスミマセン。 そんなわけで6時からPRIDEが始まっているわけですが、30分経過現在試合どころかオープニングすら放送されていないという事実。煽りV長すぎ。飯食う身にもなって欲しい。仕方がないので野菜を先に切って炬燵の上…

うわー、なんじゃこりゃー。と松田優作ばりに叫びたくなった。麻耶雄嵩初体験がこれでホントによかったのかどうか悩んでしまう。 というわけで「かつて子供だったあなたと少年少女のため」の講談社ミステリーランドの一冊として刊行され、「どう考えても子供…

『闇のイージス -22-』七月鏡一／藤原芳秀（ISBN:4091510108） 『クロサギ -8-』夏原武／黒丸（ISBN:4091510280）

『TITLE』の「完全無欠のミステリー！全280冊」に軽く目を通す。まあ、こういう雑誌らしく「ミステリー通」と呼ばれてる人の中には「ホントかよ」と思う人も混じっているが（米澤穂信がなぜか普通にこの中にいるのも不思議だ。扱い的にはミステリ作家ではな…

「テクノロジーと市場を結ぶビジネス誌」というコンセプトで創刊されたが、約一年で廃刊の憂き目にあってしまった『ダイヤモンドLOOP』という雑誌と、その後を受けて『本の旅人』に連載された28のコラムを収録した東野圭吾のコラム集。 元々がテクノロジー系…

『さいえんす？』東野圭吾（ISBN:4041682096）

珍しいことに買ったけどまだ読んでません。今日まとめて読もう。 『出るトコ出ましょ！ -6-』稲光伸二（ISBN:4091866506） 『太陽の黙示録 -10-』かわぐちかいじ（ISBN:4091870406） 『テレキネシス -2-』芳崎せいむ（ISBN:4091875920）

昨日はH氏とAくんと私という一見妙な取り合わせで飲んできました。相変わらずオフレコな話で盛り上がり、4時間ほど喋りっぱなし。喋っているうちに色々な再発見もあって非常に有意義でした。やはりラノベや、最近の一部の小説と私が思う小説の間には明らかな…

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN -11-』安彦良和（ISBN:4047137715）10巻に引き続き、アニメにはないシャアとガルマの仕官学校時代の話がメイン。まさしくORIGINならではの話で凄く面白い。連邦とジオンの開戦までの経緯の裏側とか、ガルマという人間像とか、…

今年も『クリスマスの約束』を見たわけですが、まさか22日の深夜だとは思ってなかったので危うく見逃すところだった。ただ正直、規模も大きくなり、普通の小田和正ライブとあまり変わりがなくなってしまったのが残念。私自身は小田和正が他のアーティストの…

MYSCON7始動！。 というわけで、MYSCONからのクリスマスプレゼント（？）。MYSCON7の開催告知をアップしました。今回の開催期日は4月22日（土）と23日（日）です。いつもは年度末で行けない、というあなたも安心してご参加ください。 MYSCON7で待ってるぜ！…

「読者を嘲笑うかのような小説」、というのはよくあるが、本書はある意味「読者に嘲笑われるような小説」だった。これ、決して否定的な意味ではなく。 私は本書が東川篤哉初体験なのだが、噂には聞いていたが、ここまで寒いギャグを連打するとは読んでみるま…

『神様ゲーム』麻耶雄嵩（ISBN:4062705761）な、なんちゅうヒドイ話や…。

『セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴』島田荘司（ISBN:4041682096） 『さいえんす？』東野圭吾（ISBN:4043718039） 『料理人』ハリー・クレッシング（ISBN:4150400113）

「ネタバレ」が作者に対する妨害、というのは確かにそうだろうと思う。だからといって「警句」をつけていることを非難されても、じゃあ「警句」がなけりゃもっとヒドイ目に遭う人もいるだろうと思うわけで、非難するならちゃんと的確に非難しないと意味がな…

昨日は今年最後の通院デー。年末はやはり病院は混んでいる。おかげで本がじっくり読めたけど。うーん、乾燥のせいもあるとは思うけど体調はよくない。電磁波が主原因だと思うんだが。 まだ今年を10日も残しているというのに『報道ステーション』がお休みに入…

http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/20051215 既にかなりの方がリンクしていらっしゃるのだが、一応。これ考えてる構成作家が単独なのかどうかが知りたい。関係ないけど、知り合いに同姓同名がいます。

『交換殺人には向かない夜』東川篤哉（ISBN:4334076203）

三省堂にはパトリシア・コーンウェルのスカーペッタ・シリーズ最新刊『神の手』スペースがどどーんと用意されていた。まだ置いてなかったから、その空きスペースだけが異様に浮いてました。買う予定だけど、その前に昨年の『痕跡』読まないとなあ。 『心のな…

一人用土鍋を買いました。うどんを作ってレトルトのカレーをかけて鍋焼きカレーうどんにしたらなかなか美味しかったけど、カレーがあんかけの役割を果たして熱いったらありゃしない。『鍋焼きうどんに気をつけろ』（筒井康隆『玄笑地帯』所収）を思い出した…

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20051216bk01.htm 選考委員総取替え事件で注目されていた野間文芸新人賞。早速話題を提供。二年前の新潮新人賞の時の選考委員が二人被ってて、その二人が見事に180度意見を変えたことで受賞が決まる結果に。別に選考委員…

『象られた力』飛浩隆（ISBN:4150307687）本交換会でSくんが持ってきてた本。Sくんが絶賛してたのと、つい先日に日本SF大賞に決まったらしいので。結構ガチガチそうなのは不安だけど。 『こちら、郵政省特別配達課！』小川一水（ISBN:4257010797）なぜか復活…

三位決定戦ではアルイテハドが終盤までいい試合してたのに、PK献上、一発レッドといきなりの天国から地獄。ゴメスのFKは凄かった。ロベカルかと思ったよ。個人的にはボラーニョスがボール持つとどこかの代表の中村とかいう人と同じようにボールをこねくり回…

金曜日は会社関係（元同僚）の忘年会。社長室で激論交わしてたら危うく遅れそうになる。なぜか場所が恵比寿で、二次会では初めてZESTに入った。なんか凄くこじゃれたイメージがあったんだけど、そうでもなかった。ミニスカサンタがいました。 土曜日は、毎年…

『このミス』で15位。『本格ミステリベスト』では3位と健在振りを見せた我孫子武丸の久々の長編書き下ろし。 高校教師の辻は三年前に教え子と不倫。今では妻との関係は冷え切っていた。ある日、帰宅すると妻の姿はなく、辻は彼女が家を出て行ったのだと思い…

『あらしのよるに -1-』きむらゆういち（ISBN:4062752662）映画化もされて話題の絵本ですが、これは文庫版。しかもなんと挿絵はすべて文庫書き下ろし。白黒なのが残念ですが、文庫でわざわざ書き下ろしてこのお値段（500円）は安いかもね。

『はじめの一歩 -74-』森川ジョージ（ISBN:4063636062）遂に最「凶」対決決着。この二人にしかありえないという結果になってマンガとしては面白かったが個人的には微妙な気分。特に後半になってからの「根性論」ボクシングはこの二人には似合わないかなあ。…

元・近鉄ファンとして仰木彬監督のご冥福を謹んでお祈りいたします。西本さんと仰木さんは近鉄ファンとしては決して忘れられない監督でした。 一方トヨタカップ。リヴァプール強すぎ。3年前のレアルを思い出させるダイレクトパスの応酬でサプリサディフェン…