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あくまで一側面としてだが、個人的には一般読者の多数意見と賞を獲る作品が乖離しているのはいいことだと思ったりもする。理由は沢山ありすぎるからいちいち書かないけど。そう言いつつも自分の推す作品が賞を獲れば嬉しいし、逃せば悔しいのも事実。だから余計に今回の芥川賞・直木賞を受賞した作品や作家のファンの方々には「よかったね」と言いたい。「なぜあんな作品が」とか言われても気にすることなく。