東野圭吾直木賞受賞バンザイ!。まあ、私は直木賞と決別したのであまり大袈裟に喜びたくはないのですが。遂に淳ちゃんも勘弁したということですかね。
昨晩は壮絶な眠気と闘いながら『月曜ミステリー劇場』、吉敷竹史シリーズ『灰の迷宮』を見ました。私は吉敷シリーズは飛び飛びにしか読んでないので正確なところはわからないんですが、もしかしてこのドラマシリーズは道子のエピソードに合わせて選んでるのかな。既に第一回の『寝台特急はやぶさ」1/60の謎』の時から道子の意味深エピソードはあったわけで、プロデューサーの力の入り具合がよくわかりますね。内容としてはいわゆる驚天動地のトリックとかはないんですが、真相解明の際の絵的な美しさ、星野真理演じる恵美という女性の描き方がいかにも島荘らしく、泣かせどころまであってなかなかではなかったと思います。ただ、鹿賀丈史っていわゆる二枚目顔ではないのにやたらと「カッコイイ」が連発されてるのが気になった。それと温水洋一は鹿児島訛りが苦手なのか少し芝居がキツすぎた。ただ、横山秀夫原作の時もそうだけど、この枠は比較的原作をしっかりと踏襲しつつ、地味な作品は地味なりにキッチリ作ってるところが好感持てますね。