shaka2006-03-14

ときどき、おおきな声で叫びたくなります。
久世光彦追悼特集でやっていた『寺内貫太郎一家』を何十年ぶりかに見た。初回と最終回というすさまじい放映の仕方だったんだけれど、今見ても最高に面白かった。見ているうちに「ああ、伴淳三郎が好きだったなあ」とか「梶芽衣子はこんなにキレイだったのか」とか思い出していた。笑いと泣きの目まぐるしい交差、普通のドラマじゃ考えられないような展開、少しも色褪せてない。むしろ新しい感じすらした。やはりDVDBOXは買おう。自分の原点のひとつが間違いなくここにあった。
書店はどこも『ダ・ヴィンチ・コード』文庫版フィーバーだ。既に読んでしまっている私ですら欲しくなる。今から読める人は羨ましいよ。そんな中でもうひとつ気を吐いていたのが待ちに待った福井晴敏の新作『Op.ローズダスト』ですよ。分厚い!。ローレライ超えたか?。500ページを超える上下巻。二段組じゃないのが救いか。いやいや、どれだけ長くてもいいじゃないか。というわけでしばらくはこれにかかりっきりになる予定。毎日カバンが重くなるけど楽しみだ。
それでも進むしかないんだなあ、今は。