この暑さの中の客先訪問はキツイ。営業さんって凄いなあ。
昨日のYeah Man戦。もとい、イエメン戦。帰宅したのが開始10分過ぎで、ちょうど巻のヘッドがバーに当たり、折り返しを達也が決めきれなかったシーンだった。正直、この時間なら1、2点入ってるかな、と思って帰宅したのだが、このシーンに代表されるように、得点はなかなか入らず、結局無得点で前半を終了。日本サッカーの合言葉「決定力不足」はオシムに変わってからも健在だ(監督が代わったくらいで治るわけはないので当然だが)。
で、後半も同様に決めきれず、漸くセットプレーからの阿部のヘッド、そしてロスタイムでのこれまたセットプレーから寿人のゴールで2-0。まあ、勝つには勝ったが、という論調になるのも当然かもしれん。
しかし個人的には色々面白かったよ。闘莉王があそこまで前線に張っててもいい、というのは頭ではわかっていてもなかなかできることじゃない。かつての日本代表でも、同じように引きっぱなしの相手と戦うことがあったが、センターバックをあそこまでベタ張りさせたことはない(特に勝っている試合で)。それが許される(論理的に考えた上で)サッカーというものを見ることができただけでも満足かなあ。それでも決めきれないという点はもう民族的な問題に近い気がするし。「考えて」どうなるもんでもないし。
その「考える」サッカーという点では、やはりジーコジャパンメンバーの方がかつての呪縛に捕らわれているなあ、と感じた。というか遠藤はなんで代表になるとあそこまで使えない選手になるのかね。不思議で仕方がない。加地も今までどおりの加地としていいプレーは見せていたが、右サイドに張りっぱなし。あれでは「考える」サッカーにはならないだろう。坪井もしかり。
でもまあ、それでも他のメンバーと絡むことでこれまでにはないプレーが見れたりするわけで、「自由」を掲げながら創造性をまるで感じることがなかった以前のチームよりも遥かに面白い。決めきれないもどかしさは同じか、もしくは期待感がある分上かもしれんが。
しばらくは代表も楽しみだな。