土曜日は停電対応のため午前中出勤。停電中は寝てたけどな。その後、PHSの修理を頼もうと新宿のWILLCOMプラザまで赴く。こちらも秋葉原同様混んでいる。ユーザがこれだけ増えたんだからWILLCOMももう少しこういう場所を増やすとか考えて欲しい。余裕で一時間以上待たされた。停電対応時に持ってきた本を読み終わってしまっていたためひたすらイライラ。途中抜け出して住友ビルのくまざわ書店に行ってみたけど、思いのほか小さくて買うものが何もなかった。
戻ってきて15分ほど待って漸く呼ばれる。で、修理を依頼してもし金がかかるようならそのまま機種変することにして、とりあえず代替機をもらう。京ぽん改だった。代替機の方がいいとちょっと嬉しくなる。そういや充電器とかもらわなかったけど、京ぽんのと同じでいいのだろうか。もっさり感も緩和されてていい感じ。
紀伊國屋書店新宿南口に移動し、堅気の世界からこっち側の世界に入り込んでくることを決意したらしい若者と待ち合わせ。ついでにふるほん文庫フェアを覗いてみるが、さすがにめぼしいものはあまりない。サンリオ文庫の『暗闇のスキャナー』があったから買うかどうか迷ったが、二刷で1,280円だったので結局諦める。値付けが結構微妙なものが多かった気がする。あと、絶版じゃない作品もあったような。
で、若者と合流して偉そうに色々とアドバイスらしきものをする。まあ、私なんかよりも遥かにまともなんだからあまり心配はないだろう。ただまあ、「売り手市場」って言葉くらいは知らないとさすがにマズイと思う。まずは一般常識というか常識はあるけど、そういった用語的なものは勉強してくれい。つーか新聞読め。
で、今度は紀伊國屋本店に移動して、ある意味で業界系の飲み会の待ち合わせ。ついでに本購入。島田荘司全集を実際に目の前にして、函の表面に何も書いてないことに驚く。あと『斜め屋敷の犯罪』が『斜屋敷の犯罪』になっているのはどうかという話で盛り上がる。若者よ、業界人になるとこういうスレた会話をする大人になってしまうのだよ。
魚の美味い店で魚と会話を堪能。最近ずっと晩御飯を節制していたので、美味しいご飯がいつも以上に美味しく感じる。初めて鯔の刺身を食ったが、これがもう美味し過ぎて腰が砕ける。今度から鯔の刺身を見つけたら迷わず食うことにしたい。業界の裏話を色々と聞きつつ、楽しく食事。
食後は喫茶店に移動し、ここでもまた黒い話を色々と。某作家のファッションセンスについてだけで30分以上話す。面白すぎ。最後にまたひとり業界人が合流し、内緒話度合いが高まり、某氏が自慢するためだけに持ってきたブツを巡って盛り上がったり、上下関係の厳しさを垣間見たりして解散。楽しい夜であった。また是非。
日曜日は新婚ホヤホヤの人妻(こう書いていてもまったく実感がない)と知り合いの客演している芝居を見に池袋まで。駅出たら神輿がワッショイワッショイしていてビビる。というかこういう風景をものすごく久し振りに見た。まさか池袋の駅前で見るとは思わなかったが。
芝居自体は正直退屈。猫が主人公の話で、最初のうちは人間社会の風刺劇かと思っていたんだけど、普通に猫社会の話だったり、人間は人間で描かれていたのでテーマというか言いたいことがよく伝わらない。言ってることもありきたりだし。かといってテンポや勢いで見せる芝居でもなく、なにがしたいのかがよくわからなかった。知り合いの出番も少しで、しかも舞台奥から出てこないし。パンフレット読むと10年くらい芝居やってるみたいなので、どうしてそのキャリアでこういう芝居になってしまうの普通に疑問に思った。内容云々とか面白い、面白くないとかではなく、なんちゅうか最低限気を遣うべきところができてないことが不思議。とか、一線を退いたオヤジがいうのもなんですね。
観劇後、お茶しつつそんな話を。人妻(うーん違和感)と別れて、いったん帰宅して、遂に家持となったN邸に晩御飯を食べに車で向かう。やっぱ新築はいいですなあ。まだダンボールが山積みだったけど。豪華な家庭料理を食ったのも久し振りである。ただし、代償として滝沢秀明2005クリスマスライブDVDを二時間見る羽目にはなったが。まあ、ツッコミどころ満載で飽きずには見た。家は変わっても相変わらずAV機器満載で、机の上にリモコンが6個あるのもどうかと思った。っていうか家主が使えてないしな。
念願だった森雅浩の『蝶々婦人に赤い靴』ともう一冊をお借りすることが出来たので超嬉しい。美味い飯食って本借りただけで帰るという贅沢を極めて帰宅。晩御飯美味しゅうございました。本をありがとうございました。また近いうちに <オイ。
そういや246が元石川付近での高架工事が終わったおかげで走りやすくなったなあ。とか思いつつ帰宅して寝る。食いすぎた。明日からまたダイエットだわ。