もしかしたら非常に今更な話なのかもしれないが、金城一紀講談社の間にはなにかがあったのだろうか。というのも無性に金城一紀の本が読みたくなり、『GO』以外に文庫化されてるものがなかっただろうか、と思って探してみたんだけど見事に文庫化されてない。『フライ,ダディ,フライ』なんか映画化されてから2年以上経つのに。『レヴォリューションNo.3』なんか2001年に出た本だぜ。
で、よくよく見たら講談社で出ていたはずの『GO』、『フライ〜』、『レヴォリューション〜』が2005年から角川書店に版権が移って再刊されている。おかげで『GO』なんかは単行本、文庫が4種類になっている。その後のゾンビーズシリーズ2作も角川からの発行だ。かろうじて『対話篇』だけは講談社で残ってるけど、未だに文庫化されてない(単行本は2003年発行)から、もしかしたらこれもいずれ角川に移るのかもね。いや、『映画篇』が集英社から出たから集英社に移るのかな。
これって講談社となんかあって角川に移ったってことなのかなあ。まあ、それはどうでもいいから早いところ『フライ〜』と『レヴォリューション〜』は文庫化して欲しい。ただ、装丁は講談社の方がいいなあ、個人的には。
bk1の「7月30日の入荷」、つまり最新入荷本の中になぜか真保裕一の『防壁』(文庫版)が入っている。普通に商品でデータを見に行くと発行年月は「2000年7月」となっている。どんなバグ?それとも重版情報がこちらにも反映されているってことなのか?