18年来の友人のご尊父が亡くなったのでこれからお通夜に出席してきます。いつもは元気な友人の電話の声が震えていたのにはさすがにショックでした。「親孝行はしておいた方がいいよ」という友人の言葉に素直に頷けない自分はどうなのかと。
当時の仲間に連絡を取ろうとしてすっかり疎遠になってしまい連絡先がわからないことに愕然。この原因には自分にも責任の一端があるのでどうにかせねばと思った。この歳になると過去の人間関係というものに妙に愛着を感じてしまう。携帯電話やインターネットがどれだけ発展してコミュニケーションがイージーになっても、結局はツールやハードの問題ではなく、かといってソフトの問題でもなく、気持ちの問題なのだと気付く。ただ、気持ちさえあれば、やはりイージーな世の中にはなったと思うけど。何年振りかで多くの人間の声を聞いたり、メールで連絡を貰ったりして嬉しくも切ない気分。でも一番会いたいのはあの頃の自分。
昨日は連日の寝苦しさに耐え切れず扇風機を購入。安いとは聞いていたけどまさか1380円で買えるとは。最近では1/fゆらぎ風(どんな風やねん)機能とかマイナスイオン風とか光触媒空気清浄機能とか付いてるものまであるんですね。いらんけど。で、よく眠れたのかと言われると、うーん、確かに風は涼しいんだけどね。熟睡には至りませんでした。早く夏よ終われ。
『夜の回帰線』がどうも今ひとついいペースで読めず長々と読んでいる。決してつまらんわけでもないのだが。というわけで時折中断して先日は『チルドレン』を読了したわけだが、上巻読了で再び中断して『Q&A』を読むことにします。たまにはこういう読書もアリ。