何者であれ、一方的に自分側の権利だけを主張する人間は好きになれない。プロ野球選手でもオーナーでもファンでも、テロリストでも政治家でも有権者でも、作家でもマンガ家でも読者でも。権利を主張すること自体は間違いではない。だけど、相手にも同じように権利が存在するということも考えられないのだろうか。
昨日からBSアニメ夜話が始まっていたことをすっかり忘れていた。慌ててチャンネル変えたけど半分しか見れなかった。今日は『ルパン3世 カリオストロの城』だったのか。昨日は『銀河鉄道999』だったし、もったいないことしたなあ。メンツ的には司会が岡田斗司夫でアシスタントが乾貴美子(なぜ?)。唐沢俊一マンガ夜話でいう夏目房之介の位置なのかな?。アニメ実作者(いしかわじゅんの役割)が大地丙太郎で、氷川竜介が通常の岡田斗司夫的役割?。井上伸一郎国生さゆりがゲストという扱いになるのかしら。まだ始まったばかりということで個々の役割が分担しきれてない感じもあるのだけれど、それなりに楽しめた。半分しか見てないからわかんないんだけど、「夏目の目」みたいなコーナーはあったのかな?。個人的には取り上げられた作品の、時代性、背景、影響、技術、裏話などマンガ夜話的に語られると楽しめるんだが。私自身がアニメには詳しくはないので(ホントです)、表面的な部分しかわからないだけに、その辺りの層をうまく引き込んで欲しいなあ。今日の作品は『あしたのジョー』である。見るしかないでしょう。