蹴球微熱 ワールドカップアジア最終予選 日本VSバーレーン

勝っちゃいましたねえ。勝って良かったって人が大半なんだろうけど、どーなのよ。まあ、この強運が最後まで続くんならいいのかな。私はドイツワールドカップのことだけ考えればいいとは思ってないので不安だけど。
ただまあ、後半のみでいえば昨日の試合は楽しかったですよ。認めたくはないが三都主が凄く良かった。まあ、相手のレベルが低ければ思い切ってガンガン勝負できるってことですよね。前半は消えてたけど。スラムダンクの陵南戦の時の流川を思いだしました <マニアック過ぎ。あれだけゴール前でいい形ができたのは思いだせないくらい久し振りじゃないですかね。ああいうサッカーは見てて楽しい。問題はあれだけ押してても点が獲れないってことだけ。確かにバーレーンディフェンスはよかった。それでも見事に点獲れませんでしたね。特に高原は酷かったね。高原が三本連続決定機を外した直後に玉田が用意されたんで、てっきり高原と代えるもんだと思ったんですが、鈴木でした。単純に左利き同士の変更なんでしょうけど。高原はどれだけシュート外してもお咎めなしなんですね。それこそ、先制して残り15分とかになっても選手交代はないし(残り一分で稲本ってなんなんだよそりゃ)、ジーコの采配はトゥルシエの白魔術を超えた領域ですよ。理解不能
日本得意のセットプレーっていうけどさ、CK10本、ゴール近くでのFKも10本近くあって結局点獲ったのがサルミーンオウンゴール。確かに平均身長185センチのディフェンスは高いよ。でもね、欧州じゃ当たり前ですよ。それを切り崩すセットプレーはひとつもないんですか。それじゃワールドカップでも通用しないってことだよね。中村俊輔のFKだっていくらなんでも壁に当たりすぎでしょ。中村が良かった、という意見が多いけど、個人的には一番求められていたFKの精度が悪すぎです。
中田英寿もイラン戦に増して悪すぎた。パスミスは多いし、ドリブルでカットされたり、コンディションなのかな?。いい仕事するときもあるけど、それ以上に悪い時が多かった。高原はもうダメダメだった。
その意味では、この日一番の仕事をしたのは間違いなく鈴木。日本で唯一、いや世界で唯一のファウルを貰うことでプロのFWとして食ってるだけある。日本は次節もバーレーン戦なわけで、ファウルでチャンスを作っただけでなく、ババとフセインという守りの二人を次節出場停止に追い込んだ功績はデカイ。ハッキリいって嫌いなタイプですが、こういう時は頼りになる味方ですね。
あと、気になるのは残り10分となったところでバーレーンが前がかりになったら、簡単にゴール前でチャンスを作られるようになったこと。しかもバーレーンはしっかりショッツ・オン・ゴールしてきた。次節、バーレーンが前がかりに来たとしたら、日本は耐えられるのか?。
というわけで個人的採点でこの日合格点が出せるのは、鈴木、三都主田中誠、楢崎、宮本ってところですかね。中澤はいつもよりもマークが甘かった気がする。中田がボランチに入ったせいもあると思うからちょっと厳しい採点ですが。その意味では福西も同じ。加地はもうアンタッチャブルみたいなんでコメントしません。