遂に行ってきました、ひとりカラオケ。いやー、これはキツイね。まだ普通にカラオケすれば歌に没頭して耐えられたのかもしれないけど、こっちは歌も歌わずマイク持って司会の練習しているわけだから羞恥心倍増。受付で「一人です」というところまでは別に恥ずかしくもなんともなかった。たいていの集まりでは自分がいつも受付するんで、何人で行こうと受け付けは一人でするわけですから、利用人数が「1」になっただけで別段気にすることもなかった。
ただ、部屋に入ってからが妙に落ち着かない。私が入った部屋は4人くらいが標準な部屋なんですが、いつもは狭く感じる部屋がやたら広い。当たり前だけど待っても誰も来ない。モニタのまん前に一人座り、とりあえず飲み物を注文。飲み物が来るまでハミングで発声練習しつつ、原稿をチェック。5分くらいして飲み物が来るわけだが、音楽もかけてないしマイクもカバーがかかったままだし、歌本も開いてないしで、店員さんは「何この人?」状態。飲み物を一口含んで本格的な発声練習しようとしたんですが、これはマイクなしでも充分うるさい。しかも「アー」とか言ってるだけだから外に聞こえたらめっさ恥ずかしい。仕方なく歌いもしない(それどころか聞いたこともない)のに、とりあえず音がうるさそうなアジカンサンボマスターあたりの曲を適当に何曲か掛けっぱなしにする。必要以上に音楽のボリュームを上げてひたすら発声練習。これだけで20分以上が経過。
で、実際に原稿読みに入るわけだが、これもまた更に恥ずかしい。ギターやドラムがギャンギャンかきならされてる中で「本日はお日柄もよろしく…」とか言ってるのはどう見てもおかしい。しかし、この極限的な恥ずかしさが開き直りのスイッチになったらしく、どうせならとカラオケにあややモー娘。、ZONEのPVが出てくる楽曲を次々に入力。あやややZONEを目の前にしながら「それではウェディングケーキの入刀です」とか満面の笑みで言ってました。画面の中もあややも心なしか引き攣り笑いだよ。
これだけであっという間に一時間が経過してしまったので、もう一時間延長。いったん休憩としてちょうど順番が回ってきた『ザ☆ピース』を歌う。おお!発声練習したからメチャメチャよく歌えるぜ!。とか思ってる場合じゃありません。我に返って再び練習。さすがに一年以上芝居の稽古をしてないし、司会も2年振りなのでブランクがある。ちゃんとした声でちゃんとした滑舌を意識するとかなり疲れる。顔の筋肉がピクピクする。喉にも負担がかかる。これは直前までかなり練習しないとなあ。
そんなこんなで残り10分までひたすら原稿を読んで、すっかり疲れきってしまいました。本番大丈夫かいな。残り10分は適当に歌ってましたが、さすがに喉がキツクなってたのでダメダメでした。『六本木心中』とか歌ってる場合じゃない。喋ってるだけでも2時間ぶっ続けはさすがに疲れます。当日は、合間合間に休めるから問題ないと思うけどね。それでも喋り方や勘を取り戻すのに時間はかかったなあ。こうして私の初ひとりカラオケは幕を閉じたのでした。良く考えてみると御茶ノ水パセラでまともにカラオケした記憶ってあんまりないなあ。オフ会会場にして4時間喋り続けるとかMYSCON大喜利の稽古で全員立ち上がって妙なこと口走ってるとか、いつも変なことしているなあ。そろそろ危険人物認定されてるんじゃないだろうか。
カラオケ後、所用で新郎新婦の家まで赴き(前々日に申し訳ありません)、しばし当日のことを話したリしてから帰宅。食材を買ってなかったこともあって、冷蔵庫の中にあったキャベツ、人参、ウィンナーでスープを作って食べました。これだけ節制しているのにウェストは減っている様子がない。ガーン、無駄な努力。つーかヤバイ。逆に体調が今ひとつになってすぐ疲れるようになったのは炭水化物を摂ってないからだろうか。当日倒れたりしたくないので今日の昼食はしっかり食べよう。夜は節制するけど。お願い、ウェストくん!頑張って!。
今日はさすがに二日連続になってしまうので行きませんが、自宅で練習します。っていうか明日がもう本番かよ!。頑張ろう。