情報の私物化を禁止する

http://blog.japan.cnet.com/kondo/archives/002240.html
またまたはてな近藤社長のCNET Blogの記事。今日取り上げた理由は、

ここで大事なのは、「その情報を出すべきかどうか」を情報発信者が判断するのではなく、全ての情報を出しておいて、情報閲覧者が「その情報を読むべきかどうか」を判断すればよい、と考えることです。
ですから、「まるで興味の無い話をこんな場所に書くな」みたいな話が出た時には、どうすれば興味のある話だけを読む仕組みが作れるか、と考えるべきで、どうしたら興味の無い話を書く社員の口をふさげるか、を考えてはいけないと思います。

という部分に最近考えていたことがシンクロしたため。というのも、本やマンガ、CDやDVDに関してもそうだと思うけど、いわゆる「購入履歴」をブログに書いたりすると、「買った」というだけの報告は意味がない、という人がよくいる。せめて「購入動機」とか「簡単なレビュー」でもいいから書いてくれ、というその人の気持ちわかるのだけれども(私もそう思うことは多々ある)、実際に情報をログといつ形で残している身としては、「買った」という記録自体が大事だったりするし、それ以外の情報に関してはあくまで付加価値であって「購入履歴」とは別個な存在であったりもする。
結果として求められるのは近藤社長がいうように、「どうすれば興味ある話だけを読む仕組みが作れるか」を考えることになると思う。より具体的にいえば、本やマンガのISBNだけでリンクするということは「興味ある話だけ」を取り出せる仕組みにはなっていない、ということだ。
自分の役に立たない情報に対し、「そんなものをログに残すな」というのは非常に自分勝手な考えであり、コラムのタイトルにもなっている「情報の私物化を禁止する」というのは「情報を私有化して外に出さない」ということだけでなく、「他者の情報までも私物感覚で捉えない」ということも含まれると思う。自分にとって有益でない情報も他者にとっては有効な情報であることもあるのだ。