別にこの男に影響されたわけではないのだが、私も先週から今週にかけて読了本が一冊もなかった。まあ、週末は大阪に行ったりなんだりしていたわけで、それも理由のひとつなんだが、それよりも明白な理由として、ある一冊の本にかかりっきりだったからである。
その作品についてはレビューのほうで書くとして、私見ではあるが最近のアメリカミステリは「病んだ重い」ミステリと「ハリウッド型」ミステリの二極化が進んでいるような気がしてならない。いやまあ、それ以外の作品も当然あるんだろうけど。ただもう個人的にはこの系統ばかりを読むのは飽きてきたなあ、という気持ちなんである。
ハリポタ第6弾『ハリー・ポッターと混血のプリンス』の発売日が来年の5月17日に決まったそうである(新文化より)。気の早い話だ。上下巻をシュリンクパックして、分売は不可だそうだ。静山社の殿様イケイケ商売も極まってきましたな。ちなみに3,800円。ま、私は買わないけどね。全国の書店さんは頑張ってください。