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『TITLE』の「完全無欠のミステリー！全280冊」に軽く目を通す。まあ、こういう雑誌らしく「ミステリー通」と呼ばれてる人の中には「ホントかよ」と思う人も混じっているが（米澤穂信がなぜか普通にこの中にいるのも不思議だ。扱い的にはミステリ作家ではないのか？）、TITLEらしくとにかくグラフィックで攻めるという志向性はミステリ本としては目新しくて面白い。ところで某ツールバーの記事も読んだが、内容はともかく、オススメ本として『クビシメロマンチスト』が挙がっているのはどうかと思った。いくらなんでもシリーズの最初から薦めろよ。『クビシメ〜』だけ読んでも仕方なかろうに。
伊坂幸太郎の『砂漠』が面白すぎる。これに出てくる西嶋や、『チルドレン』の陣内、『陽気なギャングが地球を回す』の饗野のような弁舌キャラが出てくる作品は読んでて楽しいなあ。
仕事納め。まあ仕事が納まれば代わりにやらなきゃいけないこともあるしね。まだまだ今年は終わらないぜ。