気になる本

  • 『新しい教科書 本』永江朗
    編集、デザイン、製本、流通と一冊の本が出来るまでの流れが書かれた本。出版業界に興味のある人は面白いのでは、って私のことか。ということで買うと思います。

本 (あたらしい教科書 2)

本 (あたらしい教科書 2)

  • 『博士と狂人』サイモン・ウィンチェスター
    あの世界最大の英語辞典『オックスフォード英語大辞典』の編纂者であるマレー博士と謎の協力者との70年に渡る物語。やっと文庫落ち

博士と狂人―世界最高の辞書OEDの誕生秘話 (ハヤカワ文庫NF)

博士と狂人―世界最高の辞書OEDの誕生秘話 (ハヤカワ文庫NF)

  • 宮部みゆきの江戸レシピ』宮部みゆき/福田浩(料理解説)
    宮部みゆき池波正太郎化現象もここまできたかという感じ。宮部の時代物は老後の楽しみに取っておいている(とかいいながら半分以上は読んでしまった堪え性のない私)のだが、これまで読んだ中にも美味しそうな料理は確かに沢山出てきた。『本所深川ふしぎ草子』なんかは特に。こういう料理はどこまで再現できるか、現代の材料でも、味覚でも美味しいのかは微妙なところだが興味のある人は少なくないんだろうなあ。

宮部みゆきの江戸レシピ

宮部みゆきの江戸レシピ

ちなみに池波正太郎の料理関係の本といえば『食卓の情景』↓という名作がありますが、こちらはエッセイです。時代小説絡みのレシピ本にも『梅安料理ごよみ』と『鬼平料理帳』の2冊があります。『剣客商売』好きとしてはこっちのシリーズも出して欲しい。そういや梅安は岸谷五朗でまたドラマ化されるみたいですね。
食卓の情景 (新潮文庫)

食卓の情景 (新潮文庫)

梅安料理ごよみ (講談社文庫)

梅安料理ごよみ (講談社文庫)

池波正太郎・鬼平料理帳 (文春文庫 (142‐34))

池波正太郎・鬼平料理帳 (文春文庫 (142‐34))