さすがに五日間休んでると色んなものが麻痺しますな。連休中はほとんどネットも見ずに生活してたので読む分が溜まっていて大変です。それ以上に電車の混雑には嫌気が差しましたが。いきなり二本も見送りだわ、DQNが前に立って延々大声で独り言呟くわでヘトヘトです。
てなわけで連休は、

  1. 飲み会
  2. ゲーム
  3. 格闘技

の3つでほぼ全てが埋まったわけで、家の中にいる時は基本的に外界の全てを遮断しておりました。なんか連絡つかなかったみたいで申し訳ありません。飲み会に出かけた時は8時間ぶっ続けで喋り続けるとか、お説教食らうとかいう状態だったので、反動で家にいる間はほぼ喋らず引き篭もっていたのです。
格闘技のGWとも言われた(誰が言った)この連休ですが、一番記憶に残っているのは試合の内容よりも「HERO'Sに桜庭参戦」だったりする。あれにはマジで驚いた。高田道場を辞めたのもそういう理由だったのか。HERO'Sはあれで全ての話題が持っていかれるな、と思っていましたがさすがにKIDは千両役者で、開始4秒のファーストコンタクトのジャンピングニーで一発KO。キレイに締めてました。PRIDEはアップセットはなかったものの試合内容は濃かった。
そんな連休の最後に一応休日らしい(?)イベントとして、TRICK+TRAPでの米澤穂信サイン会と、下北沢ザ・スズナリ(すげえ久し振りに行ったよ)での乙一+本谷有希子『密室彼女』を観に行ってきました。芝居の感想は↓。
米澤穂信サイン会は、TRICK+TRAPを訪れること自体がまず初めてでやたらと緊張。そりゃアンタ、あの戸川安宣にお会いするってだけで緊張するでしょ普通。TRICK+TRAPでのサイン会は会場が狭いため、時間で何グループかに分かれていて、私は17時からだったのですが、諸々の事情から15時半には一度近くまでいきました。で、お知り合いと合流して近場でお茶して、再び17時にTRICK+TRAPへ。
噂に聞いていた通り本当にマンションの一室で、そこに本棚が所狭しと立っている。そしてレジには法被を着た戸川さんが。緊張しつつレジで『夏期限定トロピカルパフェ事件』を購入し(2冊目だよ)、米澤さんの元へ。とはいえ17時の回というのは、もはや最終組で店の中にいるのは殆どが関係者の方々。ちょっとした事情もあって米澤さんと軽くお言葉を交わしてサインをいただいた後は、周囲の方々とお話させていただく。というか店に入っていきなり和歌山から来たという米澤ファンが視界に飛び込んできていつもながらの能弁で色々と捲し立てられ、さらには会場に米澤さんを冷やかしに来た(としか思えない)桜庭一樹さんのサインを貰い給えと『少女には向かない職業』(既に家にある)をレジまで持っていかれ、そのまま桜庭さんにサインをいただくことに。というかここまでの流れ全てを和歌山から来た米澤ファンのなすがまま状態だったのでてんやわんや。結局『少女には向かない職業』も購入して、本来ならば失礼だとは思いつつも米澤さんの横で桜庭さんにもサインをいただきました。ありがとうございました。可愛いサンダル付き。
そのまま大人しく退散すればいいものを図々しくもしばらくは居座り本棚を眺めたり、立ち話などをさせていただく。創元推理文庫の奥付を確認してまだ戸川さんの名前が残っているものにサインをいただこうかと思ったりもするが、さすがに今日はやめておいた。残りが完全に関係者だけになったようで、米澤さんも相好を崩してお話をしていた。その際に「サイン会用に新調した」という本日の衣装について桜庭さんが一言「ホストみたい」とツッコミを入れ、ショックを隠せない様子の米澤さん。その一言をきっかけに女性陣から厳しい意見が。さらに桜庭さんが「あの頃の純だった米澤くんはどこへ」という追い討ちに周囲爆笑。いや、米澤さんは今でもいい人ですよ。
名残惜しくもお店をあとにして下北沢に移動し芝居を観劇。昼公演を見ていたという某Eと合流してマンガの受け渡しを済ましザ・スズナリへ。スズナリはホントに久し振りだ。相変わらず古くて狭い。芝居が終わって外に出て新鮮な空気を吸っていたら横で聞いたことがある声がするなあ、と思って見てみたら中山祐一朗だった。ビックリ。やはり特徴のある声だなあ。そのまま下北で食事して帰宅。疲れて爆睡。6時半にちゃんと起きれたことが驚き。連休中は昼前に起きることなんてなかったのに。