ドリアンとブランデーの食い合わせがよくない、っつーか人が死ぬ、ということを『悪魔デイモスの花嫁』で学んだshakaです。こんにちは。
いつものことなんだけど、キリンカップは日本以外の2チームの試合はまったく無視だよね。カップ戦にする意味があるのか。久々にスコットランドの試合が見たかったのにさ。日本戦では伝統の紺色が着れないだろうし、ああもう。せめて深夜枠でも放送するくらいのことはできないのかね。スポーツニュースでも殆ど無視。なんてこったい。と思ってネットでニュースを調べてみたら5-1でスコットランドが勝利。5-1!?マジで?!日本のDF陣は大丈夫なんかしら。
任天堂の新型ゲーム機『Wii』はネーミングセンスはともかくとしてコンセプトといい、社長のスピーチといい、無性に惹かれるものがある。決してゲーマーとはいえない私にとってもそうなのだから、この訴求力というのは凄い。多分に『NintendoDS』の余波もあるとはいえ。コンセプトムービー(上記のリンクから見れます)を見ていると完全に従来のゲーム機とは一戦を画していて、「体感」ではないけれど「身体で遊ぶ」ゲームになっていることは間違いない。このことがもたらす効果がどれくらいあるのか現時点では未知数だが、この発想の転換は企業としてものすごいチャレンジ精神だと思った。どうでもいいけどチャレンジ精神とオレンジレンジってちょっとだけ似てますよね。
ただ、気になるのはこのコントローラーを使う(使いこなす)ためにはある程度の空間が必要となる、という点だ。狭い部屋で数人同時に遊ぶことは難しいし、ドタバタして階下の住人に叱られる、なんてこともあったりするかもしれない。なにより、このコントローラーだと、長時間持つのが辛いんじゃないかという心配がある。現在の主流のコントローラーは両手で支えるように持つことでバランスをとり、両腕に必要以上の負担がかからないようになっている。これが片手で、それもある程度伸ばすように持つ場合、人間の筋力というのはそこまで長時間持たない。これはなにかを持ってやってみればすぐわかる。肘を曲げて身体に密着させればある程度の時間は保てるけど。
まあ、そうした不安はあるにしろ、とりあえず今後の動きが注目されるゲーム機であることは間違いない。『PS3』はブルーレイを採用して7万円という価格が話題になっているが、果たして『Wii』はいくらになるのか。個人的には現時点での興味は圧倒的に『Wii』の勝ち。『PS3』は『PS2』と同様に家電としての機能を搭載して目新しさを打ち出し、機能を強化したわけだが、ブルーレイがどうなるかも未定な現時点では魅力的な「端末」ではないよな。これをSONYが「ゲーム機単体としての魅力では勝てない」と見込んでいるならば冷静な判断ということもできるけどね。
ただ、ソフトメーカーとしてもゲーム機の機能が高度になればなるほど開発費用は莫大になり、今やハリウッドの制作費に勝るとも劣らないレベルになったと聞く。そうなるとソフトとしての参入がどんどん減って、ある程度の売り見込みが立つものしか出て来ない、という可能性は高まる。それが果たして吉と出るのか凶と出るのか。『NintendoDS』は間違いなく、これまでの「ゲーム機」という既成概念を壊したが、『Wii』と『PS3』(あと『Xbox』)はどうなっていくのか。単純に「ゲーム」という枠を超えた興味が尽きない。