購入本

• 『バガボンド -24-』井上雄彦　【bk1】
  すっかり前の巻でどこまで行ったか忘れてました。えーと、伝七郎と戦うんだけど又八が伝七郎の代わりに小次郎戦わせようとしてたんだっけ。で、武蔵と小次郎が邂逅するわけですか、また哲学的境地論になっちゃってそら連載も長引くわって感じ。で、伝七郎との戦い。格の違いがありすぎ。次はいつ出る。

バガボンド(24)(モーニングKC)

• 『神の雫 -8-』亜樹直／オキモトシュウ　【bk1】
  第二の使徒を求めて、またまた都合よく第二の使徒絡みのワイン探し。ワインは全ての男女の問題を解決しますからね。いやはや素晴らしい。で、一方遠峰はなぜか自分の中のワインを求めてタクラマカン。で、気持ちよく一発やってます。ワインすげえ！。ワイン万歳！。ま、そーゆーマンガですから。とりあえずストーリーはどうでもよくてワイン薀蓄だけを楽しみましょう。そういや河出書房新社から、『ロバート・パーカーが選ぶ　世界の極上ワイン』【bk1】という本も出ますね（詳細は版元の詳細参照）。15,540円もするけど。ワイン好きならたまらん一冊じゃないかな。

神の雫(8) (モーニング KC)

ロバート・パーカーが選ぶ[最新版]世界の極上ワイン

• 『勇午 大阪編』真刈信二／赤名修　【bk1】
  どうみても村上ファンド、みたいな大学の同級生からの依頼で勇午が動くわけですが、対馬編といい株関係の話が多いな。真刈信二がそっちに興味持ってるんでしょうか。そういう意味では日本が舞台云々という意味ではなくスケールが小さくなってしまったのが残念。拷問もないしね。それにしても田中康夫とか柴田理恵とかモデルがあからさますぎるキャラが多すぎ。木暮は電話で声だけの出演。お前は御手洗か！。

勇午 大阪編(1) (KCデラックス)

• 『ヴィンランド・サガ -3-』幸村誠　【bk1】
  アフタヌーンに掲載誌が移ってからの続き。イングランドに攻め込んだヴァイキング。相変わらず狂人の目をしたトルフィンの戦い。トールズ、アシェラッドに続いてまたも化け物が登場。戦闘シーンはさすがに見応えあるなあ。ただ、それ以外は物足りなさもあるっちゃあある。これで幸村誠が描こうとしているのがなんなのかがまだあまり見えてこないなあ。巻末にお姉さんのエピソードが載ってるけど、なんかフィーを思い出すなあ。

ヴィンランド・サガ(3) (アフタヌーンKC)

• 『チェーザレ -1-』惣領冬実　【bk1】
• 『チェーザレ -2-』惣領冬実　【bk1】
  『ES』で人間の脳の進化を描いた惣領冬実が次に持ってきたテーマはなんとルネッサンス。実在の人物チェーザレ・ボルジアの物語。主人公は田舎の石工の息子だけど、彼から見たチェーザレ像が描かれています。これ、チェーザレをどこまで書くんかな。相当先は長そうな気がする。何が凄いって、当時の様式やデザインを惣領冬実らしく完全再現を目指しちゃったりしてるもんだから絵の迫力が凄い。システィーナ礼拝堂まで復元しようとしてる。そりゃ時間かかるわ。不定期連載も仕方がない。ただ、マンガとしてもかなり面白い。マンガでチェーザレといえば個人的には川原泉の『バビロンまで何マイル？』が思い起こされるわけですが、二作品ではチェーザレ像がまったく違う。川原版ではチェーザレは根暗で歪んだ倒錯者的イメージでしたが、こちらのチェーザレは眉目秀麗なのは同じだけど、人間的にもかなり高潔。才が先走りつつも周囲からは認められた存在。惣領冬実がこういうマンガを描くのにもビックリだけど、これは素晴らしい作品になると思います。塩野七生とかが好きな人は絶対ハマる。腐女子対策もバッチリですぜ。オススメ。

チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)

チェーザレ 破壊の創造者(2) (KCデラックス)