あー忙しい忙しい(ウサギ口調)。昨日は日記書く時間も取れませんでした。
そんな中、黒田の決断(「他の球団のユニホームを着て、広島市民球場カープ相手に目いっぱい投げられる自信がなかった」という言葉が胸に来た)に涙し、ますますキレイになったいっちゃんに癒されて生きております。
土曜日はワセミス主催の米澤穂信講演会に行ってまいりました。早稲田の、それも構内に入るっつーことで、ちょっと気分が悪くなったりしつつもなんとか早稲田に到着。
10年ぶりに訪れた大学と大学周辺は様変わりしているところとまったく変わっていない部分が混在していた。学祭自身もかつては構内に入るのにパンフレットを買わねば入れなかったが(たとえ生徒であろうとも)、いつのまにか無料では入れるようになっていた。これは一時期の学祭中止期間の影響もあるのかもしれない。ただまあ変わったとはいっても、学祭特有の学生のテンションは相変わらずで、その雰囲気に眩暈がした。
で、講演会。メガネではなくコンタクト(裸眼ということはないと思う)で登場した米澤穂信先生。インタビュアーが早速本題に入ろうとするところを、聴衆に向かって丁寧に挨拶してから入るところなどは落ち着いていたように見えた。好きなミステリについて具体的な作品名を挙げての言及。そして、著作全てに関しての一問一答形式で、たっぷり二時間。かなり食い込んだ内容のインタビューになったと思う。
個別の質問内容とその受け答えについては端折るが、全体を通じて感じたのは、如何に米澤穂信という作家が考えに考えを重ねて作品を書いているかということが強く伝わる内容だった。正直、「そこまで考えてるの!?」と思う部分もあったし。そういう意味では言葉や表現についてもキッチリしようという意思が見受けられ、インタビュアーの言葉を引き取って、一度自分自身で定義しなおしたり、過去に答えたことのある質問に対しては、その言及と整合性を常に意識していた。驚いたのは作中の文章だけでなく、ページ数まで暗誦していたこと。作品に対する姿勢がとても理性的で、かつ理論派だと感じた。
一部の質疑応答に爆笑してしまったのはナイショだ。
講演会後、来場していたAさん、Nっち、Sさんと共に高田馬場まで出て食事。今年のミステリ系のランキングの話とかちょっとだけして、あとは主にNっちのM娘に対する愛とか、偏執狂的な部分で盛り上がった。
消臭ポットのCMの子供のこの動きが最高なんですよ!」
と、何度も何度も手振り付きで熱弁するNっちはあまりにもおかしい。「センキュウ!」と連呼したり。外見が非常にまともに見えるだけに余計笑えてしまう。Nっちと話していると飽きないよなあ。
4時間近く喋って飲んで2,400円というさすがは学生価格の街。店を出た後、同じく講演会に来場していた某社編集者お二人と合流してお茶。ここでは、先輩編集者を前にして平然と欠伸はするわ、椅子からずり落ちていくわという態度を示すMに爆笑。いつまでたっても社会人には見えん。話は盛り上がるんだけど、さすがに終電時刻が近づいてきたので泣く泣くお開きに。介したメンバーが普段とはかなり違ったので新鮮な飲み会であった。
とはいえ、大学空間の空気にやられて帰宅後はヘロヘロでした。
日曜はアパートの更新のため不動産屋へ。無事に更新料を払って、あと二年はここに住めることになった。そこまで気に入ってるというわけではないのだが、金もないししばらくはここに住み続けるであろう。居心地は悪くないしな。南武線の混雑だけは何とかして欲しいけど、家のせいじゃないし。冬は寒いけど。
ついでにTSUTAYAに寄って『七人のマッハ!!!!!!!』を借りてきて見た。あまりに予想外の展開にビックリした。感想は↓。
あ、ジェフのナビスコ優勝おめでとう(ついでだ)。