明日の19時までなんとしても『PRIDE GP 2005』の情報をシャットダウンしてやり過ごそうとしているshakaでございます。バラそうとした人はたとえ冗談だとしてもマウントからパウンドの連打を浴びせることになりますのでご注意を。
土曜日はヨーロッパ企画『囲むフォーメーションZ』を観てきました。感想は↓。その後、銀座へと移動して銀座グラフィックギャラリー(ggg)で『佐藤雅彦研究室展』を観てきました。半分は付き合いで行ったのですが、気がついたらハマってた。まあグラフィックとしての表現形態よりもそこにいきつくまでの思考実験的な部分に興味を惹かれてみていましたが。折角の映像があまりにも混んでいて見れなかったのは残念。
その後は、人生初のスタバでお茶してから、銀座松坂屋の屋上にてビアガーデン。なんとジンギスカン食べ放題ですよ。初めてお会いする方(厳密には違うけど初みたいなものだ)が何名かいらっしゃるというのに、ろくに話もせずに食いまくる。ご飯もお代わりだ。ここぞとばかりにタンパク質の栄養補給。羊肉は脂肪燃焼にもいいしね!。というわけで90分食いまくりました。久々に食い疲れしたよ。帰宅してからも、PRIDE情報だけはシャットダウンして重い腹を抱えて寝る。
で、昨日は結局寝まくってしまい実家に帰ろうと思っていた用事もこなせず、夕方から小ネタ邸改めハイテク夫婦邸へと赴き、今更ながら結婚祝いを品を贈る。で、晩御飯もご馳走になる(そんなんばっかや自分)。今年の初秋刀魚でした。ウマー。結婚祝いの死なの代わり(?)に炊飯器と電気ポットとミキサーをいただく。わらしべ長者のようだ。
帰宅して『EZ!TV』を見ていたら「オタクに恋したい女たち」という特集がやっていたが、このネタはオタク系各所で話題になっているだろうからスルーの方向で。しかしまあ、オタクだろうがヤンエグ(死語)だろうがセレブだろうが属性に恋する女(男も)というのはいつの時代にもいるものだと思う。それをバカバカしく思うかどうかは個人の判断でしょう。まあ、想像として面白いかもと思うのは、オタク男に恋する女の子に恋した男が、オタクを演じるんだけど、無理が出てオタクでないことがバレてしまう。「あなたのことオタクだと思ってたのに!ノーマルだったのね!」みたいなシチュエーション。「僕にはオタクの壁は高すぎた」とかいって2ちゃんに書き込むと、そこはそれ数多のオタク達がオタク指南をしてくれる、とか。こっちの方が2ちゃんの役割としては正当な気もするよ。

購入本

  • 『ホームタウン』小路幸也ISBN:4344010302
    RE-QUINさんこと小路幸也の新刊ですよ!。今日から早速読ませていただきますが、乙葉の推薦文は逆に買い難いなとか思いました(笑。さすがは幻冬舎。それにしてもまたまたやってくれるよbk1は。「小路幸也」で検索しても本書が出てきません。「ホームタウン」で検索すると出てくるけどね。なんだかなあ。

『囲むフォーメーションZ』ヨーロッパ企画

作・演出:上田誠、出演:石田剛太、酒井善史、角田貴志、諏訪雅、土佐和成、中川晴樹、永野宗典、西村直子、本多力松田暢子、山脇唯、中西武教、首藤慎二、冨永茜
てなわけで2週連続のヨーロッパ企画。こいつは思わぬお中元だ。とはいえ、この芝居の感想はなかなか難しいなあ。
ある研究所を舞台に、一定の時間帯を切り抜き、各部屋で起こっている出来事を描写することで、イベントが重なり合う様を見せる、という形式になっていて、この試み自体は面白い。特に脚本家、演出家にとっては、リアルタイム進行の芝居とか一幕芝居と同じくらいやり甲斐のある舞台だと思う。役者にとってはコマ切れになったシーンを何度も演じたりすることになるのでなかなかテンションの上げ方とか、流れによっては前とまったく同じように芝居しなくちゃいけないのは困難だろう。特にこの『囲む〜』では、それぞれの部屋を扉の位置で決めているため、演技する方向とかが異なってしまう。それが逆に面白味にもなるんだけど。
そういう意味では大変興味深く見ることはできたし、ヨーロッパらしいぬるい会話とギャグは楽しめた。ただ、やはり冷静に見ると、部屋が代わる毎の転換が多すぎるので気勢が殺がれる部分はあるし、切り取った時間帯が短すぎて(その分場面は多いが)、今ひとつストーリーとしての面白味に欠けるのは否めない。もちろん、そんな弱点は承知の上で色々な工夫もされているし、あれだけの転換をたったあれだけの時間でこなすのは見事だと思うわけだが、やっぱり気持ちも途切れてしまうかなあ。でも面白かったんですけどね。いつものような「作りこまれた感」による楽しみ、というよりは作り込み感が「勿体無い」と感じてしまう部分があったかな、と。
それにしてもつい先週までは『サマータイム〜』をやっていたというのに、あっというまに『囲む〜』に切り替えている役者陣が凄いと思った。まあ、ヨーロッパ企画の場合は、上田誠がある程度のあて書きをしているのでキャラ作りとかの苦労は少ないとは思うのだが、似た様なキャラな分だけ大変なところもあるだろうに。設定上、皆が絡むシーンが少なく、2、3人での会話やシチュエーションが殆んどなので、いつものようなそれぞれの特徴を活かしたボケとツッコミの応酬が少なかったのが残念。ヨーロッパの面々はいつも通りの面白さだったが、中でも永野の所長キャラは笑えた。これまでにも何度かこういう所長・社長キャラをやってるけど、中では一番好きかな。「取り乱してスマンね」は脳内でリフレインするほど笑った。そしてやはり松田さんはキレイだった。これまでのヨーロッパで一番普通の女性っぽいキャラクター(と衣装)で、実は悪女キャラだったけどそこがまたイイ。プログラマー5人組のうち、酒井、本多、山脇の三人はあまりに出番が少なくてちょっと可哀相だった。
今回は客演も含めて総勢14人という大所帯だったが、これはここまで大勢にする必要あったのかな、とは思う。ただ、その辺に事情があるのかもしれないし、それに関してはとてもよくわかる立場なので一応スルー。
各所に、「あちらで見えていた部分はこちらでこういうことだった」という見せ方の面白さがあって、いつもの上田誠的オチも用意されているところはさすがだなあ、と思った。もう少し裏と表で見え方が違っても面白いとは思ったけどね。

『Mr.BOO! DVD-BOX』

http://www.universalpictures.jp/_present/hongkong/no4/hongkong04_index.html
ダメだ。一度は諦めかけた『MR.BOO! DVD-BOX』だが広川太一郎の吹替えまで収録されていると知ったらなんとしてでも欲しくなった。しかも限定5,000セット。これは買うしかない。貧困食生活が続くとしても買うしかない。なといっても私にとって広川太一郎の吹替えベスト3は、『Mr.BOO!』シリーズと、ジャッキー・チェンの『ドラゴン・ロード』のドラゴンキッカーの実況中継(<微妙すぎ)と『アメリカン・ブルーパーズ』(スポーツの珍プレー好プレー映画)ですからね!。順当に考えれば『モンティ・パイソン』とかなんだけど、あえてこの3つで。