■
世の中には愚か者ばかりが存在しているのか?。
今週の月曜日、つまり9月の25日から東急東横線と東急目黒線がダイヤ改正された。かなり大幅なダイヤ改正だ。なのに東急電鉄のホームページではそれを大きく告知するようなこともしていない(事前にはあったが、改正と同時にトップからは消え去った)。だから今回のダイヤ改正の目的がどこにあるのか私にはわからない。
で、具体的な改正の内容だが、私は普段目黒線を使っているので、ここでは目黒線についてのみ言及したい。現在、東急目黒線は目黒から先、正しくは白金高輪駅から先で都営三田線、東京メトロ南北線と接続している。これまでは、基本的に三田線接続、南北線接続が交互に運行しており、朝のラッシュ時であれば、目黒線自体は3分から5分、三田線、南北線を選んでも5分から8分に一本はどちらかに乗ることができた。これは利用者にとっては至極わかりやすい。たまに南北線が二本続く、というイレギュラーもあったりはしたが、調整のためにはこういうこともあるだろう、という感じではあった。
それが今回のダイヤ改正では、三田線、南北線が二本連続で来るのは当たり前、ひどい場合は三本連続で三田線、四本連続で南北線とかが来たりする。例えば、朝の7時台で始発の武蔵小杉駅から三田線に乗ることを考えると、7時11分の西高島平行きを乗り過ごしてしまえば、あとは連続四本南北線が来て、次に三田線が来るのはなんと35分。24分間も三田線は来ないのである。
このダイヤ改正が利用者のことをまったく考えていないのは明らか。なんでこんなダイヤになるのか教えて欲しい。東急のダイヤグラム作成者は何考えてるんだ?。朝のラッシュ時の場合、ホームに人が並んでいるのは当たり前で、目黒線の場合は三田線、南北線を選んで待つので並びが別れるのだが、どちらか一方ばかりが来る場合、この並びも大混乱になる。おかげで今日も押し問答があったし、南北線に乗りたい私は並ぶところがなかった(目黒線ホームには三本分の整列場所が用意されているが、三本連続で三田線が来る場合、南北線の乗車者は並ぶところがない)。いったい何をどう考えたらこういう運行になるのか私の頭ではまったく理解できない。
この件だけじゃなく、明らかな嘘情報を流し続けるマスコミ、権威(だと自分が思っているもの)を嵩に着て、道理も論理も通らぬ言い分を垂れ流すアホウ。そんな世の中が当たり前だということも受け入れられずに、いちいち噛みついて長く無駄な文章を書き殴る愚者。
ヤレヤレだぜ。
それが理由ってわけでもないですが、昨日は体調不良で一日お休み。ここんところ週末もゆっくり休んでもいないから疲れが溜まったのと気温の変化が激しいからかしら。テレビは番組改変期でつまらんということもあって、またまた『BSマンガ夜話』の『甲殻機動隊』のDVDを見たりしていたんだが、これリアルタイムで見てたんだよな。昔の日記に感想書いてあるし。まあ、やはり私はこのマンガを理解できていない、というか士郎正宗は好きになれん、ということを再確認。
んでもって一日ダラダラしながら『あしたのジョー』、『BANANA FISH』、『起動警察パトレイバー』を読み返していましたとさ。マンガ読みすぎ。
購入本
- 作者: 佐藤多佳子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/09/22
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 20回
- この商品を含むブログ (231件) を見る
- 『オウエンのために祈りを(上)』ジョン・アーヴィング 【bk1】
- 『オウエンのために祈りを(下)』ジョン・アーヴィング 【bk1】
やっと文庫化された。アーヴィングの作品の中でもアメリカではもっとも売れたとされるこの作品。相変わらず上下巻で長い上に、今回はキリスト教がテーマということもあっていつもよりはとっつきにくそうですが、そこはそれアーヴィングですから。アーヴィングを読み返そうと思っていた矢先だけど、とりあえずこっち読んでから読み返そうかしら。
- 作者: ジョンアーヴィング,John Irving,中野圭二
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 18回
- この商品を含むブログ (31件) を見る
- 作者: ジョンアーヴィング,John Irving,中野圭二
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (23件) を見る
気になる本
今日発売の新潮社の本は凄いラインナップだな。ポール・オースター。ガルシア・マルケス、保坂和志に荻原浩ですか。
- 『12番目のカード』ジェフリー・ディーヴァー 【bk1】
この時期毎年恒例のリンカーン・ライムシリーズ新刊。といいつつ、『ボーン・コレクター』以外全然読んでないんですが。
- 作者: ジェフリーディーヴァー,Jeffery Deaver,池田真紀子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/09
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 12回
- この商品を含むブログ (62件) を見る
- 『わが悲しき娼婦たちの思い出』G・ガルシア・マルケス 【bk1】
まあ、私はマルケスをアンソロジーで何篇か読んだことがあるくらいなんですが、周りには好きな人が多いんで。
わが悲しき娼婦たちの思い出 (Obra de Garc〓a M〓rquez (2004))
- 作者: ガブリエル・ガルシア=マルケス,木村榮一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09/28
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 39回
- この商品を含むブログ (114件) を見る
- 『ティンブクトゥ』ポール・オースター 【bk1】
以前からタイトルだけは知っていたオースターの作品の中でも評価の高い一冊。犬視点の話みたいですよ。ティンブクトゥと聞くと『ティミッドとティンブクトゥのあいだ』を思い出してしまう。
- 作者: ポール・オースター,柴田元幸
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09/28
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (96件) を見る
- 『ホームズ二世のロシア秘録』ブライアン・フリーマントル 【bk1】
フリーマントルが『シャーロック・ホームズの息子』というパスティーシュを書いたときも驚いたが、さらにその続編とは。得意のロシアを舞台にしている分、そんなにハズレではなさそうですが。そういやしばらくフリーマントル読んでないなあ。
- 作者: ブライアンフリーマントル,Brian Freemantle,日暮雅通
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09
- メディア: 文庫
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (11件) を見る