アテネオリンピック 四日目 その他の競技

女子ソフトボールがピンチだ。エース上野で勝負したカナダ戦、前日のアメリカ戦の再現かのように7回まで完封したが、延長タイブレークで先行され敗北。アメリカ戦と違い、チャンスは数度あったが活かせなかった。ここ一発が出ない。まさかリーグ戦で3敗するとは。金メダルどころかこのままじゃ決勝トーナメント進出自体も危うくなってきた。アテネではアメリカを破っての金メダルを目標にしてきたが、あまりにアメリカを意識するあまりにその他の国に対してどこか油断があったのではないだろうか。どうする宇津木ジャパン。
ソフトボールを見ていると思うのは本当に細かい、ミスの許されないスポーツだなあと思う。そういった意味では他の球技よりも心臓に悪い。ベース間が短いせいでスローもゆっくりできないし、ゴロの処理も出足が遅れたらアウトだ(いやセーフか)。野球と同じような気分で見ているとまったく感覚が異なるのでそのギャップが面白い。
山本貴司の銀メダルには単純に「お見事」という他ない。一時期は苦しい時期もあったし、後から追ってくる松田の存在も意識したと思うが本番で結果を出すところが彼らしい。競泳チームのキャプテンがメダルを取ったことでまた意気が上がるだろう。今日の北島も期待出来そうな気がする。
愛ちゃん強い。世界ランキング12位で20歳年上の相手をストレートで破っちゃったよ。思うんだが、彼女がポイントとった後にいちいち相手の目を見て「よっしゃ」というアレが相手のプレッシャーになっている気がする。あの若さで勝負師だよなあ。
これだけ競技が多くなると仕方がないのかもしれないけど、ほとんどテレビで放映されない競技や、日本以外の試合が見れないのは残念だなあ。昔は同時刻に行われてる競技の数なんてたかが知れてたし、NHKと民放でもっと手分けして放送していた気がする。BSが出来たばかりの頃なんてほとんどオリンピック以外やってなかったしなあ。正直もっと見たいよ。