購入本
- 『太陽の黙示録 -5-』かわぐちかいじ(ISBN:4091870376)
分断された北日本と南日本の運命を握るのはやはり舷一郎なのか。かわぐちかいじは『沈黙の艦隊』以降一貫して「日本人のアイデンティティ」を描き続けているが、『ジパング』と並行して読んでいると、過去と未来の狭間で我々は何をすべきなのかを問いかけられている気がしてならない。 - 『金魚屋古書店 -1-』芳崎せいむ(ISBN:4091885535)
連載誌がIKKIに移ったことで再スタートということでしょうか。ご丁寧に『金魚屋古書店出納帳』まで小学館から再刊ですよ。いつもながら実在のマンガを題材にしたノスタルジックで、いい話です。マンガって大きな栄養素だよなあ。 - 『出るトコ出ましょ! -2-』稲光伸二(ISBN:4091866468)
インチキ臭い法律マンガとして面白そうだと思って読んでますが、法律よりも人情劇の方にバランスが触れてきてちょっと残念。『オフィス北極星』的な面白さを求めるのはハードルが高すぎるか。かといって『ナニワ金融道』や『カバチタレ』ほどの生活密着感もないしなあ。