購入本

  • 村上かつら短編集2』村上かつら(ISBN:4091864473)
    第1集がとてもよかったので第2集も買ってみました。今回は胸が締め付けられるような思いというよりも、小さな不幸せを消化していく若者の姿が描かれている。いずれも主人公は若い男性。自分的には最後の話が一番しっくりきたかな。自分肯定してたなあ、私も <今もだろ。
  • 『CUE -2-』村上かつら(ISBN:4091873820)
    なんか突然の展開に。一巻では比較的緩やかに見えたスタートでしたが、2巻に入ってのこの展開はどうなのよ。なんか妙にメロドラマチックというか昼メロチックになってきました。これはこれで面白いけどね。しかし、実際に芝居やってる身からすると複雑な気もある。
  • イリヤッド 入矢堂見聞録 -7-』東周斎雅楽魚戸おさむ(ISBN:4091866778)
    MASTERキートン』の作者である勝鹿北星が亡くなったと聞いたときは、こちらの連載はどうなるのかと思ったが、どうやら東周斎雅楽勝鹿北星だったようで、問題なくこちらの連載は続いている。いよいよ、アトランティスの謎に入矢が近づき、同時に魔の手も迫る。大分登場人物が多くなって混乱してきたが、続きが気になる。
  • 『PS 羅生門 -7-』矢島正雄中山昌亮(ISBN:4091866271)
    『警察署長』と対比しつつ読んでると、「警察」というものに対する見方が全然違っていて興味深い。ただ、どちらも最後の部分では「人の想い」が優るんだけど。この巻では警官に夢を抱いた若者が警官を続けていけない、というエピソードが現代を象徴していると思った。けれど、それを決して否定的にだけ捉えずに描いてはいる。やっぱり基本的に警察と市民の間に信頼関係がないと互いにダメになっていくよね。