購入本

  • 神の雫 -1-』亜樹直/オキモトシュウ(ISBN:4063724220)
    サイコドクター楷恭介』のコンビが今度はワインの世界をマンガで描く。『ソムリエ』とは違ってレストランや客の日常を描くのではなく、いきなり対決モードから始まる。主人公は父親からワインの素養を叩きこまれて入るが、ワインの知識については素人。彼がワインを勉強していく中で、読者にもワインの知識が身についていく、というスタイル。オキモトシュウの達者な画にワインの世界はとても似合っている。当然の如くMYSCON企画のミステリソムリエの勉強にと買ったのだが、やはり赤ワインの話題ばかり。それでも勉強にはなるけどね。デキャンタージュってはじめて知りました。
  • もっけ -4-』熊倉隆敏(ISBN:4063143740)
    いつもながらのほのぼのと寂しさがいりまじったエピソードの集まりなんですが、この巻では静流と瑞生が「見え出した」頃のエピソードがちょこちょこ挟まれていて、それがなぜか涙を誘う。恩田陸の『光の帝国』を思いだしてしまうのだな。特におばあちゃんが出てくるエピソードはウルウルきました。巻末のおまけのチャイナドレス姿の静流に萌え。
  • ジパング -10-』かわぐちかいじ(ISBN:4063724182)
    「みらい」のおかげで快進撃を続けてきた日本軍が遂に連合軍(ここでは英国軍)の反撃にあう。日本軍の最後の希望である「みらい」を守るために次々に犠牲になっていく戦闘機と戦艦。そして、「みらい」の乗員たちにも意識の変化が。まさしく『戦国自衛隊』の「歴史は俺達に何をさせようとしているのか?」という台詞を思いだします。このマンガのラストはどうなるのか想像もつかないなあ。巻末に本編と史実の対照表付き。