コスモ アースコンシャスアクト(http://www.tfm.co.jp/earth/)

コスモ石油TOKYO FMが主催の「地球を大切にしようね」コンサート。出演者は宮沢和史東京スカパラダイスオーケストラ一青窈
いきなり自分語りで申し訳ないが、武道館にコンサートを見に行ったのは初めてだ。柔道とか剣道の大会を見に行ったことは多々あるのに <格闘技オタク。で、今回は4月22日の「アースデー」なるもののイベントとして行われるコンサートだったわけだが、単独アーティストのコンサートでない分、気楽に見られた。TOKYO FMで生中継されるということで、19時きっかりに始まったのだが、まず一番手はスカパラ。初めてスカパラを生で聴いたが、カッコええねえ。よくあれだけ動きながら演奏できるものだと感心しちゃうよ。編成の都合もあってなのかハイテンションな曲がどうしても多いのでノリノリにはなるんだけど、そういう意味では今回のようなオムニバスライブで30分程度というのはよかった。あれを2時間やられたら相当疲れる気がする。こういうアーティストはライブで聴いた方が絶対いいよね。得しました。
二番手は一青窈だったのですが、個人的にはこれが今回のメイン。なぜか一曲目は井上陽水の『ジェラシー』のカバー。なぜ?。あと、裸足じゃなくハイヒールを履いていたのに驚き。おそらく単独コンサートではないため、床の安全性が保てないためだろう。ただ、二曲目の途中で結局靴は脱いで裸足になりましたが。初の武道館ということで緊張していたらしいが、MCも面白かったし(「前髪下ろし推進派同盟」ってなんだよ >コレです)、二曲目の『もらい泣き』で大分緊張はほぐれたんじゃないかな。三曲目は前日たまたま見ていた『うたばん』で聴いた新曲『影踏み』。もう一曲歌って、ラストが一番聴きたかった『ハナミズキ』。やっぱええわあこの曲。ただ出来は『もらい泣き』のがよかったけど。
で、トリを務めるのが宮沢和史で、今回は冬に行ったヨーロッパツアーで出逢った各国のアーティストととかを招いて一緒に歌ってました。なんかパフォーマンスが微妙でどうかと思ったり。あと、沖縄歌いをするときの歌い方が美川憲一Gacktを足して2で割ったような感じになるのはなぜなのか。普通の時はそうでもないのに。で、ラストは『島唄』大合唱で締め括り。
やはりラジオの都合なのかアンコール等は一切なし。宮沢和史たちが退場してから一分後には明かりがついて場内放送。スゲエ事務的。しかも、スカパラ一青窈宮沢和史は一瞬たりとも同じステージの上には立たず、単なるオムニバスコンサート。コラボもなしとは。テーマ曲とかラストの『島唄』の大合唱とかは全員でやればいいのに。全体的にコンサートの運営面には不満。座席を仕切ってあって「何に使うのかな」と思っていたらテーマ曲の段になって「アースコンシャスTシャツ」を着た一団が入ってきてノリノリで歌い始めたり(あれば後に残す映像用の対応に違いない)、エセな空気が満載でした。私はどうもこういう趣旨のイベントが好きではない。まあ、ライブ自体はよかったので別にいいんですが。