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尼崎の列車事故は傷ましいとしかいいようがないのだが、こうした報道において必ず出てくる「目撃者」という名の人物たちが言葉で言い尽くせないほど気持ち悪い。別に今回の事故に限ったことじゃない。毎日の事件、事故の度に「被害者の近所の人」「加害者を良く知る人」などというテロップと共に現れるあの人たちだ。今回は事故が大規模だっただけに雨後の筍のように次から次へと現れた。中には番組で電話を通じて生で語る人まで。こういう人達は自分達の発言がどのように伝わるか考えたことがあるんだろうか。事実のみを語り、推測や憶測をかたっていないという自信がどれだけあるんだろうか。とにかく気味が悪い。