購入本

  • もやしもん -1-』石川雅之(ISBN:4063521060)
    各所で評判良かったので買ってみた一冊。もやし屋(麹屋)の跡継ぎで幼い頃から「菌」が目に見える主人公と、造り酒屋の後継ぎの幼馴染が農大に入学したところから話は始まる。菌研究の第一人者の教授とその弟子、おかしな先輩たちと農大独特の生活。これはある意味で『げんしけん』のオタク生活を農大生活に読み変えたり、『動物のお医者さん』の獣医学科を農大に読み変えたりすることのできる、「おかしな大学生活」マンガである。その意味でも充分に面白いのだが、漆原教授に匹敵するほど変人な樹教授が語る菌や醗酵に関する薀蓄、そして主人公の目に見える「菌」たちがどれだけ我々の身近な存在かというところなど、新たな発見もある。除菌が如何に無駄かってことまで。これは面白いマンガです。ただ、終わり方とか想像つかないけどね。