『WEB本の雑誌』リニューアル

http://www.webdokusho.com/
まあ、今更感もありますが、一応言及しておく。『WEB本の雑誌』が5周年を迎えてリニューアルされた。これまでのコンテンツに加えて、作家のセレクト書店(現在は石田衣良)、「STAR☆の一冊」という芸能人のインタビュー、「出版ギョーカイ暴れん坊クン」という業界異端児のインタビューあたりのコンテンツが新しく目玉となっている。
これを見て、「あー、私がやってみたかったことが大概やられてるなあ」と思った。かつて書評ポータルの立ち上げを企画していた当時を思い出すと、こういうコンテンツを考えていたなあ、と思い、先んじられたというよりはそうした企画を実際に実現した「本の雑誌」を羨ましく思う。そういやあれがちょうど5年前くらいだったなあ。やっぱ口だけじゃダメよね。
それと、第一回の「出版ギョーカイ暴れん坊クン」のインタビューの相手がブックサービスの伊丹社長で、内容を読めば読むほど、「業界を変えていくのはやはり外部の人間なんだな」という思いを強くした。取次とは商売の形態が違うといっておきながら、取次なんていらねえんじゃねえ、的な発言をしてしまう伊丹社長が頼もしい。