購入本

• 『魔法使いの娘 -3-』那州雪絵（ISBN:4403618103）
  陰陽師の父親が恨みを買って、自分に降りかかる受難。「魔人」と呼ばれる父親の凄さと危うさ。という部分が段々と表面化してきたけれどもそこは那州雪絵ですから殊更深刻になることもなく。益々グリーンウッド読んでるころの印象に戻ってきた。そういう意味では作風変わらんなあ。

買ってないけど読んだマンガ。

• 『蛍火の杜へ』緑川ゆき（ISBN:4592178904）
  先日『夏目友人帳』を読んだ時にオススメされた一冊。短編集で、表題作は『夏目〜』同様妖怪もの。これは泣ける。いわゆる物語記法の「タブーとルール」という定番を扱っているんだけど、定番はやはり強い。お面の設定がいいよね。その他の二編も話自体は昔からあるものだし、絵柄以外は今時さは感じられないんだけど、空気がいいね。兄妹の話なんてギリギリの線保っててとてもよかったです。嫌らしさを感じさせずに描くのはかなりの度量だと思いました。『あかく咲く声』も読んでみよう。