大阪観光日記

この日記は書き上げたら、当該期日に移します。
MYSREC in 大阪が無事終了してホテルに戻り、なぜか深夜1時半から放送していたガンバ大阪VSジェフ千葉の試合を見てしまったために、寝たのは3時近く。しかも私は「遠足の前日に興奮して眠れない子」ではなく「遠足が終わったあと興奮が残って眠れない子」なので、結局まともに眠れず、気がついたら朝になっていた。
9時半にホテルのロビーで残りのメンツである、えんじ(id:enji)、かすりさん(id:kasuri)、室長飛鳥さん(id:asuka_sitsucho)と合流。「またご利用ください」をいうフロントの人の言葉に「いいホテルだったけどまた来るかなあ」と考えつつ、ホテルを後にする。
朝食をどうしようかということになり、前日に目をつけていた謎の「なか卯」(なぜか看板がパステルグリーン)が気になっていたので提案。実際に店まで行ってみたが、えんじが「こんなのはなか卯じゃない!」と主張するので、あえなく却下。向かいにあるCASAで朝定食を食す。大阪のファミレスは喫煙席が多いなあ。禁煙席はほんの一部だったよ。
新大阪まで移動し、コインロッカーを探してしばし駅内をウロウロ。やっと空いてるロッカーを見つけて荷物をしまう。そのまま御堂筋線で梅田まで。梅田のヨドバシカメラで元さん宅に泊まったススーイと合流予定なのだが、待ち合わせ時間まで時間があるし、ススーイからは「寝坊した」という連絡があったので、少し梅田をぶらつくことに。大阪経験者のえんじと飛鳥さんの先導で、「古本横丁」まで足を運んでみる。が、「期待しないほうがいいですよ」と何度もえんじが言っていたのがそのまま事実だった。7、8軒が軒を連ねたところは確かに「横丁」ではあったが、古本、というよりは古書店の集まりで、あまり見るべきものがない。結局ほぼすべての店を回ったが何も買わずに終わってしまった。関西の人が神保町に来ると我を忘れて散財する理由がわかった気がする。
ススーイが梅田に到着したというので再びヨドバシに向かう。しかし、このヨドバシはデカイ!。秋葉原よりもデカイんじゃないか?。9階から13階までが駐車場というのもスゴイなあ。で、ススーイと合流したわけだが、「あれ?元さんは?」「寝てます」ということで、なんと大阪を案内してくれる人が誰もいない。大阪に不案内な5人だけで行動するのはかなり不安だったが、えんじと飛鳥さんが大阪はわかっているようだったのでとりあえず動くことにする。前日にすずるさんに大体のことを聞いておいてよかった。
まずはなんといっても通天閣ですよ!。というわけで、御堂筋線の動物園前で下車。謎のゲートを通って外に出るも、出方を間違えたらしく新世界を通らずに通天閣まで。だがそのおかげで怪しいアパートを発見できたのでよしとする。写真はきっとかすりさんがアップしてくれるでしょう。天気雨に降られたりしつつ、そんなこんなで通天閣に到着。今日は混んでる日だったようで、ややエレベーター待ち。このエレベーター待ちの時に酔っ払いの二人連れが大声を出すわ、ドアを叩くわと迷惑千万。しかもこいつらと同じエレベーターに乗ることになってしまったので、いつでも反撃できる位置を確保しつつ、展望台まで。結局何事もなく上に上りましたが。天気が今ひとつで遠くまでは見えなかったものの、上から見る大阪の街はなかなか楽しい。大阪城は思ったよりも小さかった。通天閣の下辺りは怪しい感じの建物がいっぱいでなかなか楽しいですな。ひとしきり見回した後、再びエレベーターで下に移動。するとお土産コーナーの隅の一角に古本コーナーが!。オール100円ということで眺めていたら佐々木丸美の『忘れな草』がそこそこの美本状態であったので購入。いや、持ってるんだけどさ。通天閣で古本を買った、というネタが欲しいためだけに買いました。美本だったせいもあるけど。なぜかクイーンの本が目立ったなあ。どれも汚かったけど。
というわけで通天閣で古本購入、というイベントを経て、今度は歩きで日本橋へ。日本橋はまあ秋葉原を思い起こさせるんですが、秋葉原と違い違法ソフトが堂々と売られていて、それに群がる人たちが結構いることに衝撃を受けた。東京じゃ取締りが厳しくてありえない風景だ。あとそこら中でHGが「フォー!」と叫んでいた。ちょうど半分ほど歩いた辺りで「キャベ焼き」なる食べ物が売っていたので全員で食す。お好み焼きの具がキャベツだけ、というものなのだがこれが100円でかなり美味い。小腹を満たすには十分。この安さといいさすが大阪と思った。
日本橋を抜けて今度はなんばまで。なんば駅の近くでブックオフ発見。この時まで「観光なんてしたくないよー」とテンション低かったえんじ(無理に連れ出したわけじゃないのに)の目がキラリと光る。ここでも全員ブックオフに入り30分ほど時間を潰す。大阪まで来てブックオフで時間を使う団体はそういないよな。しかし残念ながら掘り出し物はなく、かすりさんとススーイが一冊ずつ買っただけで終わる。
この時点で2時半近くになっていたのでさすがに腹が減り、歩き続けて足も疲れていたので店を探しつつ歩くがなんせ不案内な五人。えんじと飛鳥さんに聞いても「わからない」という答えしか返ってこない。なんだよ!詳しいって言ったじゃん!。そんなこんなで結局は心斎橋まで歩いてきてしまった。かに道楽と食い倒れ人形に挨拶をして、大阪名物を諦めてその辺の定食屋に入る。ランチタイムがあと2分で終了するというギリギリの時間帯で定食を頼み、全員一息。さすがに11時から15時までの4時間立ちっぱなしの歩きっぱなしというのはハードだった。前日が前日だけに。
これ以上は観光するのもなんだな、ということになり(というか観光する気満々だったのは私だけで、私がとりあえず行きたいところは回ったので)、えんじが「歌いたい」というので何の因果で大阪まで来てカラオケ館。ここで1時間半きっちり歌って新大阪へ移動。それにしても心斎橋のアーケードは下着屋が多い。なぜ?。あと、「世界の下着」というアダルトショップが堂々と営業しているのもさすがは大阪だと思った。やたらと「餃子の王将」と「吉野家」が多いのも気になった。「餃子の王将」と「餃子の大阪王将」の違いはなんなのだろう。
なんてことを考えつつ新大阪駅に到着。コインロッカーから荷物を出してお土産を買いにそれぞれ移動。私と飛鳥さんは551の豚まんを買いに行くが、なんと大行列。新幹線の時間まで30分あるが、買えるかどうか微妙な人数。ギリギリまで粘ることにして忍耐強く並ぶ。刻一刻と迫る発車時刻。合流時間の18時30分はとうに過ぎた。そして発車時刻まであと5分という時間になってようやくレジの前に。私は豚まん4個、飛鳥さんは豚まん28個(買いすぎ)を買ってダッシュで新幹線へ。階段を駆け上がるとそこには18時40分発のぞみ154号が!。窓には我々の姿を探すえんじ達。なんとか駆け込んで間一髪セーフ。これで乗り遅れたりしたら、えんじのチケット忘れなんか吹っ飛ぶネタになるな、とか思いつつも無事に乗車できてラッキーでした。豚まん買うのがあんなに大変だったとは。恐るべし大阪。
車中ではえんじから「トルネード竜巻」を聞かせてもらったり、寝たり、神戸モロゾフの「カレーパイ」という怪しい食べ物を食べたりしつつ新横浜まで。東京で待ち受けるよしさん(id:yosihisa)には申し訳なかったけど頭も痛かったしさすがに疲れたので帰宅する。なんとか家にたどり着き、551の豚まんを食ってそのままバタンキュー。頭痛がひどくて熟睡はできず、翌日の月曜は会社を休んで寝続けましたとさ。
それにしてもハードで楽しく、密度の濃い一泊二日でした。次回は是非、MYSREC in 京都、とかin 仙台、とかin 札幌、とかいろんなところをついでに観光したいです <オイ。