購入本

• 『はじめの一歩 -74-』森川ジョージ（ISBN:4063636062）
  遂に最「凶」対決決着。この二人にしかありえないという結果になってマンガとしては面白かったが個人的には微妙な気分。特に後半になってからの「根性論」ボクシングはこの二人には似合わないかなあ。もう少しいろんな攻防を見てみたかった。あと、作者的にはこれで二人の役者を消し去ることにせいこうしたわけで、しばらくは鴨川ジムの面々だけに集中できそう。と思ったらハードな展開の後に待つ超ゆるゆる展開。青木と木村にそういう過去があった、って今更語る意味があるとは正直思えない。まあ、緩急の「緩」ということなんでしょうが、巻を跨いで引っ張るのはちょっとやりすぎ。
• 『Number -643-』
  ブラジル特集。ロナウジーニョ、カカ、アドリアーノという現在世界最強のトライアングルのインタビューが読めるという豪華な号。一番興味深かったのはアドリアーノで、彼が如何にして怪物になったのか、その理由は「イタリア」にあった、という記事が面白い。プランデッリみたいな監督が日本にもいないものか。
• 『断崖 松本清張初文庫化作品集 -2-』松本清張（ISBN:4575510491）