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  • デトロイト・メタル・シティ -1-』若杉公徳 【bk1】
    一部で話題になっていたので読んでみた。熱狂的なファンを持つ、デスメタルバンド、「デトロイト・メタル・シティ」。ボーカルのクラウザー二世はその過激な歌とパフォーマンス、そして一人歩きしている伝説で周囲から恐れられていた。しかし、彼の本当の姿は、田舎から東京に出てきて五年。カヒミカリィが大好きで、いつかは自分もスウェーデッシュポップアーティストとしてデビューしたいと思っている根岸という普通の青年。何の因果かデスメタルをやることになり、いやいやながらもデスメタルでメジャーへと駆け上がりつつある。ただそれだけの設定のギャグマンガなんだけど、色んな意味で自虐的にもほどがあって笑える。デスメタルも無茶苦茶なら、スウェーデッシュポップもありえない歌詞が羅列されてて、そのアホらしさぶりが笑えます。今時この絵柄でこの内容ってのも凄い。一話ずつのエピソードなのが読みやすくていいし、バカバカしいマンガを読みたい人にはおススメ。

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))