最近じゃあどこもかしこもYouTubeで、遂にGoogleYouTubeを買収。これ以後ますますYouTubeがネットに氾濫することになるんだろう。
しかしまあなんというか個人的にはこのYouTubeというものは邪魔以外の何物でもなかったりする。正直滅多に見ない。特に最近では個人のブログに普通に掲載されたりもしているわけだが、そういうのは特に見ない。
大層な理由があるわけではないのだが、ひとつには個々のブログに取り上げられているものはそれだけでデザインが崩れてしまっている、とか細かい部分で気になってしまうだけで、そもそもYouTubeに興味が持てないことに起因しているだけなので個人がYouTubeをブログに取り込むこと自体に批判的なわけではないです。
つまるところ、自分の家には録画機器なるものがなく、あった時代にも録画されたものを見る、という習慣があまりなく(録画したことで満足してしまう)、スポーツ以外の番組については「積極的にテレビを見る」ということをしない人間なので、わざわざダウンロードしてまで映像を見る、という感覚がない(エロは別かもしれんが)。
さらにいうとあそこまで劣化した映像を見るのに労力をかけるという動機もない。そりゃ見てみれば貴重な映像や面白い映像はわんさかあるんだろう。でも個人的には著作権云々とかとは別のレベルで「ちゃんとした映像」で見たい、という気持ちがどこかにあるし、例えば本読みとして考えると「面白い本」の面白い部分だけを抜き出されてもなあ、という気持ちもある。ニュース映像や個人のカメラで撮られた映像なんかもあるけど、余程のものではない限りわざわざ見る気もしない。年末の特番でまとめてくれれば充分だ。
別にYouTube批判とかそういうんじゃなくて、自分が「映像」に求めているもの、ネットに求めているものがYouTubeからは得られないってだけの話だし、もっと単純にいえば所詮はいつもの天邪鬼で流行りものに対して鼻白んでるだけかもしれませんが。