蹴球微熱 日本VSインド

笑うなあ。停電とか犬とかは別にして、オシムのやり方が笑う。水本が怪我で交代って時に長谷部投入ですよ。バックラインにひとりも専門DFいないでやんの。しかもその後もFW二枚代えるんだもん。メッセージがあまりに明白、というか露骨過ぎて笑うしかない。そういう意味では3得点、特に後半1得点しかできなかったのはオシム的には不満だろう。
ただまあ、播戸が2得点、中村憲剛が見事なゴールを決めたという点では価値ある試合。巻がちょっとヤバイくらいにダメ。前半20分の混戦でのシュートを外した時は「柳沢か!」と思ったよ。ポストとしても効いてなかったし、しばらくは我那覇でいったほうがいいんじゃないか。三都主は攻めはよかった。しかし守りが全然ダメ。まあこれは致し方ないのか。阿部がスイッチした理由を良く考えろ三都主
で、阿部、今野、鈴木啓太という三枚で結果的に無失点に抑えきったわけだが、レッズファンというか啓太ファンとしては啓太の逞しさ、オシムの信頼度に感激。中盤の底だった前半も素晴らしかったし、最終ラインに入ってからも早い潰しがことごとく利いていて、チームの守りの柱になっていた。相手選手に対する睨みつけも闘莉王直伝のガン飛ばしですよ。ホントに頼りになる。
個々の部分でもチームとしても発展途上なのは間違いないけど、なんとなくチームのおぼろげな形は見えてきた気がする。あとは11月の強豪サウジとの一戦でどんなものが見れるか。その辺りが注目だろう。