• バガボンド -25-』井上雄彦 【bk1】
    伝七郎との対決。一年を経て対峙した二人だったが、その距離はあまりにも離れすぎていた。勝つことを諦めた伝七郎は自らの身を捨て、武蔵と刺し違えようとする。結果的に戦いの連鎖からは逃れられない武蔵。正直、ここまで書いてくれたらあとは如何に武蔵が「五輪書」を書くまでに至ったのかがわかれば充分という気もしてくる。次に待ち受けるのは吉岡一門70人との決戦。まあ、それはそれで読みたいけど。それにしても又八の落ちぶれ方はヒドイ。ただ、英雄の影にはこうした人物がいるのかもしれない、とは痛切に思う。

バガボンド(25)(モーニングKC)

バガボンド(25)(モーニングKC)

  • ジパング -28-』かわぐちかいじ 【bk1】
    日米の総力戦が目前に迫り、草加の野望を阻止せんとするみらいはその真っ只中に突っ込む決意を固める。一方で米軍は内部での軋轢が生じ、正しい判断をできぬまま日本軍と衝突する気配。それぞれの思惑が積み重なってクライマックスが間近な気配濃厚。

ジパング(28) (モーニング KC)

ジパング(28) (モーニング KC)

  • 『ぼく、オタリーマン。』よしたに 【bk1】
    マンガサイト「ダンカン」の運営者で、「エンジニア★流星群」「理系の人々」を連載するSEマンガ家よしたにの初単行本。個人的に「理系の人々」にはあまりにも共感できる部分が多くて好きなので買ったのだが、まあ「ダンカン」のマンガなので、理系ネタはそんなになくて残念。あとデブネタは自分が笑えない。それにしても出版ブログ読んでてビックリしたけど11万部突破?。私が買ったのは金曜日で発売から3日後だったのに既に2刷り。書店でも超平積みでビックリですよ。どんな時代やねん。

ぼく、オタリーマン。

ぼく、オタリーマン。