金曜日は早めに退社して『スパイダーマン3』を見に行ってきた。見た映画館がみなとみらい線の新高島という駅にある109シネマズだったわけだが、一応複合商業施設としての体を成しているもののあまりにも人がいずビックリ。金曜の夜だぜ。
それもそのはずで、カップル向けと思われるコンセプトの商業施設なのに、なんと食事処が「ガスト」「グラッツエ」「バーミアン」「ジョナサン」くらいしかないのである。すかいらーくグループの肝いりで作られたのかこの施設は。結婚式場もあるのに、周囲はファミレスが固めているというどう考えてもカップルのオシャレな時間は演出できそうにない光景。こりゃ長持ちしそうにないな。
で、映画もレイトショーとはいえガラガラ。先に到着していたZとSにチケットを買っておいてもらったのだけれど、後ろに大和田伸也が並んでいたそうだ。なぜこんなところに。
で、映画の感想は↓に書きますが、あまりに興奮したのでネタバレ気味になると思います。なんかネットで見る限りでは評判はイマイチだったけど、これを見て何を否定するのか。いや、ツッコミどころは沢山あるけど。私は3作のうちでダントツに好きですね。
土曜日は病院にいくついでにちょっとだけ実家に戻る。郵便物をチェックしていたら、愛車デミオにリコールがあったという通知が来ていてビックリ。買ってから3年経ってローンも終わったというのに。
で、夕方からは高円寺に向かい、M人さんの計らいで7年近くぶりにT野さんとお会いしてきた。お元気そうでなにより、っていうか髪型にビックリしました。あれから7年、というのもなんか不思議な感じですが(お互いまだ20代と30代だった)、あの頃から趣味が似通っていて話が合ったので、久々に会ってもそういう点ではあっという間に話が盛り上がった。二人ともある意味ではMYSCONやミステリ系サイトではやや異端というか、端っこにいたこともあって、こういう話をできる相手を求めていた、という部分は(私に関しては)大きい。そんなこんなでたっぷり5時間喋り捲ってきました。
それにしても高円寺はいい味出してる街だ。これまでも何度か訪れてはいたのだが、いつも友人宅にしかいかないので、街を歩いたことはなかった。駅のガード下の店(ガード下オープン)で食った魚は大層美味かったし、商店街を歩けばそこら中に古本屋があり、二次会では古本飲み屋という不思議な空間を味あわせていただきました。長年ベッドタウンにしか住んだことがない自分としてはこういう雰囲気には憧れる。でも小心者なので結局、町の人と顔馴染み、とかにはなれない気がする。つーか活気がある街だなあ。
日曜日は月に一度のニトリ詣で(別に定期ではないけど)。ニトリに足を踏み入れると何も買わずには帰れないので、ぬめりが取れると評判の銅製の三角コーナーとか、以前から気になっていた「レンジで作るスパゲティ(容器)」とか買ってしまった。ついでに「レンジで作るインスタントラーメン(容器)」まで買ってしまったのはさすがにどうかと思ったが。パスタは昨晩早速使ってみましたが、驚くほど普通にパスタができました。こりゃ便利。
ニトリから帰ってきてスカパーつけたら『マーズ・アタック』がやっていたので見てしまった。ティム・バートンだからってこれはアリなのかというくらいにB級。だけど俳優陣だけは超A級。そのギャップを楽しむための映画なのかもしれないが、私には逆に無駄遣いにもほどがあるようにしか見えず、いくら20世紀の映画とはいえ、エコロジーのかけらもないわね「MOTTAINAI!」と思わざるをえなかった。これに金が出た、ってのがビックリだよ。あと、トム・ジョーンズが自分役で出てきたのもビックリだよ。マイケル・J・フォックスが元気に出演しているのを見て、ちょっとだけホロッときた。
で、晩飯食ったら今度は日曜洋画劇場で『ダイ・ハード』やってたんでこれまた見てしまう。何度目かわからん。でも何度見ても面白い。『ダイ・ハード』の面白さはアクションはもちろんなんだけど、ヒーロー像としてありえないマクレーンという人物造型と、なぜかいつも黒人になる相棒との掛け合いが楽しいわけですよ。だからアクションや話のオチが見えてても楽しめる。あとはやっぱヤン・デ・ボンの撮影は素晴らしいね。
てな感じで映画三昧の週末でした。