世の中、神も仏もないもんだなあ。
ろくに夏休みも代休もとれず四苦八苦していたというのに、先週の木曜の夜からくしゃみと鼻水に悩まされ、結局金曜日は病欠。土曜日になって風邪は喉に移動し、日曜日に熱。要約画月曜日に動けるようにはなったが、三連休どころか四連休になったにも関わらずほぼ何もできずに家で寝ていました。なんなのよいったい。
まだ喉の調子はいまひとつですが、今週は平常に仕事しています。つーか金曜休んじまった分、平常よりもキツイけど。まだ本調子じゃないというのに。オレに普通の休みを寄越せ。
つーわけで、連休もクソもなかったわけですが、テレビ見ることくらいしかできなかったので、サッカー見まくったり、録画していた『ブラジルから来た少年』見たりしていました。まあ、月曜日は某所に行ってちょっと企んだりもしたので少しは気は晴れたけど。でもまあ、こっちも話が進んでからだな。
そうそう、書くのも忘れてたくらいなんだけど、その前の三連休はTSUTAYAで借りてきた『X-MEN ファイナル・ディシジョン』を見たのだった。忘れてたくらいなんで、正直ダメダメ。期待感が高かったせいもあるけど、見終わった後思わずアメリカ人風に肩をすくめて両手を上に向けてしまったよ。なんだかなあ。あれだけのSFXだとドラマだと制作費がキツイのかもしれないけど、その方がよかったんじゃないかなあ。正直、性急すぎて寸詰まりで終わった。というか見終って誰もが思うだろ!別に殺さなくてもいいじゃん!目の前に特効薬あるのに!。あと毎度思うんだがハル・ベリー(ストーム)は肉弾戦する必要がないと思うんだけど。
ブラジルから来た少年』はずーっと見ようと思っていてン十年先延ばししてたんだけど、スカパーでやっていたので録画した。それも一ヶ月くらい前だけど。この機会にと思って見てみた。『死の接吻』、『ローズマリーの赤ちゃん』のアイラ・レヴィン原作ってこともあって気になっていたのだ。
ネタとしては当時はわからんが今となってはベタなナチスものなのだが、さすがに作り方が巧い。第二次大戦後に南米に逃げたヨーゼフ・メンゲレナチスの残党に命じた「世界各国に散らばる94人の男を殺せ」という謎の指令。94人の男達はいずれも平凡な公務員。そしてなぜか全員が65歳。このフックだけで最後まで楽しめた。
驚いたのはメンゲレ役がグレゴリー・ペックだったこと。私にとってのグレゴリー・ペックは『ローマの休日』、『ナヴァロンの要塞』、『アラバマ物語』という正統派二枚目スターの印象が強く、ナチスマッドサイエンティストを演じているということだけでビックリ。まあ確かに『オーメン』とかにも出てたけどさ。
そんな感じでギリギリで生きております。20日にマンガ大量買いしたけど、感想は小出しで。