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三省堂にはパトリシア・コーンウェルのスカーペッタ・シリーズ最新刊『神の手』スペースがどどーんと用意されていた。まだ置いてなかったから、その空きスペースだけが異様に浮いてました。買う予定だけど、その前に昨年の『痕跡』読まないとなあ。
- 『心のなかの冷たい何か』若竹七海(ISBN:4488417027)
漸くの文庫化ですよ。以前にご本人が「書き直しまくりたい」とおっしゃっていたと思うんですが、どれくらい手が入っているんだろう。 - 『人形つかい』ロバート・A・ハインライン(ISBN:4150115419)
ハヤカワの復刊シリーズなのかな。いわゆる地球外生命体侵略ものですね。映画『ブレイン・スナッチャー』はこの小説が原作。C級映画ホラー映画ですが。ちなみに『ボディ・スナッチャー』はフィニィの『盗まれた街』が原作。混同しそう。 - 『晴れ行く空』谷口ジロー(ISBN:4088770080)
買ったけどまだ読んでない。今日ゆっくり読む予定。帯が夢枕獏で「この国に谷口ジローがいるありがたみを知れ」みたいなことが書いてあります <そこまで高飛車ではない。 - 『新・吼えろペン -3-』島本和彦(ISBN:4091573134)
この巻はほぼ実録なんじゃないか。『逆境ナイン』の映画完成疲労(もとい披露)試写会でのひとコマが笑える。ホントにありそうだ。監督はホントにこういう人なんだろうか。さらに映画化記念として富士鷹ジュビロならぬ、藤田和日郎(この巻限りの特別ルール)と炎尾燃ならぬ島本和彦(これも特別ルール)による合作が掲載。メチャクチャだ。ホントに続くのか?。なんか旧『吼えペン』と比べるとだいぶ絵柄が変わってるのが気になる。ヒーローなんか顔違いすぎじゃない?。 - 『イヴの眠り -5-』吉田秋生(ISBN:4091380379)
あれ?終わり?。意外にあっさり終わったなあ。なんか結局、死鬼の心の闇とかは見えずに、ドタバタのままラストもあっけなく終わってしまった。あんまり続編の意味がない。脇のキャラも立たずに終わってしまった。今井と茂市の息子の双子がいい味だしてたけど。うーん、そろそろ吉田秋生もこの路線以外のものを描いて欲しいなあ。久々に『ラヴァーズ・キス』みたいなものが読みたいです。