トリノオリンピック 四日目

  • カーリング女子 日本VSロシア
    NHKのダイジェストはあまりにもダイジェスト過ぎ。せめてキーとなるエンドは全投球見せてもらいたかった。日本は見事な投球も何投かあったようだが、ツメの甘さが目立った。ガードポジションが活かしきれてなかったり、ロシアのストーンを完全にスイープ出来ていなかったり。攻防自体は一進一退だったが、負けた時は大量失点になる、という展開。ただ、この後行われたアメリカ戦では勝利したようなので、次も期待仕様。
  • スピードスケート女子500
    ぐああ、岡崎…。連日の最終組二人を残しての2位という位置。そして、最終滑走の二人が見事なタイムを出してメダル圏内から落ちる、という展開はなんとも歯痒い。終わってみれば世界選手権チャンピオンが金メダル、ワールドカップランキング1位が銀メダル、という順当な結果には見える。そんな中で岡崎の4位は素晴らしい結果。かつては自分のものだった日本記録も大菅に破られ、ワールドカップの成績でも大菅や吉井の後塵を拝していた彼女が、オリンピックという大舞台での強さを見せつけてくれた。一回目、二回目とも38秒46でまとめてきた時は、「長野の再現だ!*1」と思っていたが、世の中甘くないねえ。しかし34歳となっても瞬発力、反射神経が衰えてないことは証明したし、むしろ持久力はこれからよくなる可能性もある。だから岡崎、目指せバンクーバー!。同い年なので頑張って欲しい。
  • フィギュア男子SP
    オリンピック第一滑走というプレッシャーは如何ほどだったのか。高橋大輔は序盤のジャンプにミスがあったが、あとは無難にこなしたように見えた。そして第二滑走がプルシェンコ。圧倒的。なにもかもが圧倒的。いきなりの4回転、3回転のコンビネーション。あっさりだよ。続くジャンプの高さ、ステップの速さ、ブレない軸。全てが別格。背筋が曲がったり体が傾いたりすることがまったくない。んでもってオリンピックの舞台でパーソナルベスト。2位以下に10ポイント以上の差がついてますよ。フリーで手を抜いても勝てる点差です。むしろ高橋は第一滑走でよかったと思う。プルシェンコの後のカナダ人や中国人が可哀相になったよ。まあプルシェンコの優勝はほぼ決まり。高橋は上位陣が崩れればメダルもある。

さすがに体力的に辛くなってきたから、今日は無理しない程度に見て寝ると思います。

*1:長野の時も確か一回目、二回目同じタイムだった