気になる本

  • 『ロベルトは今夜』ピエール・クロソウスキー 【bk1】
    懐かしいな。澁澤龍彦マルキ・ド・サド、の果てに流れ着いた先がクロソウスキーで、耽美主義な耽溺者を気取っていた(んなことはない)学生当時、それを気取るためだけに調子に乗って一度手にした本である。正直、単なるエロス小説にしか当時の私には思えなかったわけだが*1、検索して「松岡正剛の千夜千冊」を読んでみたらそんな深遠な意味がある(ありそう)ということを知って自分の不甲斐なさを改めて知った。しかしまあもう一度読んでみるには度胸がいる本だよな。

ロベルトは今夜 (河出文庫)

ロベルトは今夜 (河出文庫)

*1:こんなんでもフランス文学専修という肩書きを持てた。クロソウスキーポーランド人だが