気になる本
- 『ロベルトは今夜』ピエール・クロソウスキー 【bk1】
懐かしいな。澁澤龍彦→マルキ・ド・サド、の果てに流れ着いた先がクロソウスキーで、耽美主義な耽溺者を気取っていた(んなことはない)学生当時、それを気取るためだけに調子に乗って一度手にした本である。正直、単なるエロス小説にしか当時の私には思えなかったわけだが*1、検索して「松岡正剛の千夜千冊」を読んでみたらそんな深遠な意味がある(ありそう)ということを知って自分の不甲斐なさを改めて知った。しかしまあもう一度読んでみるには度胸がいる本だよな。
- 作者: ピエール・クロソウスキー,若林真
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2006/05/03
- メディア: 文庫
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