購入本

DEATH NOTE -13-』は見送りました。なんかこういう商売に乗せられるのが嫌な感じがして。

  • のだめカンタービレ -16-』二ノ宮朋子 【bk1】
    マングースシャーペンのために+500円は払えないので通常版で。マルレオケの常任指揮者として演奏者のオーディション、そしてリハーサルに勤しむ千秋。相変わらずの粘着質で団員の反感を買うわけですが、徐々にシーズンは近づきます。それをメインに、のだめ、黒木、ターニャの話がちょこっとあったりしている程度で、今回はほぼ真面目千秋モード。団員の反感をどうかわすのかな、と思っていたんですが特に展開はなく、それが残念。そして遂に千秋父初登場。ええーっ。

のだめカンタービレ(16) (KC KISS)

のだめカンタービレ(16) (KC KISS)

  • 生徒諸君!教師編 -10-』庄司陽子 【bk1】
    試験問題の流出を疑われたナッキー。無実を証明するために再試験を受ける2-3の面々。そしてその結果、教師達が生徒に謝罪。少しずつ学校全体に変化が現れる。いつもどおりナッキーの直球が周りを変えていきます。「こんなにうまくはいかねえ」と思う部分もあるのでしょうが、個人的にはナッキーのすることに文句はないのでこれでいい。岩崎との関係がどうなるのか、それだけが大変気になる。

生徒諸君!教師編(10) (BE LOVE KC)

生徒諸君!教師編(10) (BE LOVE KC)

  • 『ZOOKEEPER -1-』青木幸子 【bk1】
    タイトルで損してる、なんでこのタイトルにしたのか。このタイトルだったら堂考えてもあのゲームとの関連性を疑うじゃん。だから『バケツでごはん』みたいな感じを想像していたのでスルーしていた。それが各所のレビューではキチンとした動物園マンガだということを知って慌てて買いましたよ。こういうだまし討ちみたいなタイトル付けはためにならないと思うけどなあ。
    内容ですが、新人の動物園職員の目線を通して、動物園の在り方、動物との関わり方、人間の好奇心の罪深さという部分に真っ向から焦点を当てたかなり硬派なマンガです。ヒロインには「温度が目に見える」という特殊な才能がありますが、それすらも「生物学的個性」という観点で見ているのが面白い。昨今、旭山動物園のフィーバーや、風太くんなどで動物園が再注目されていますが、これを読むと「動物園」という存在がいかに矛盾に満ちた、「人間らしさ」満載の場所だということがわかります。個人的にはコアラ編のオチが驚いた。一見、ハッピーエンドのような展開なのに、ああくるとは。職業的なネタをマンガにしている作品なら(料理人ものとかサラリーマンものとか)、この展開は大いに参考になると思う。「うまくいった!」だけではない、プラスがあればマイナスもある、という見せ方をキッチリしているのがいい。

ZOOKEEPER(1) (イブニングKC)

ZOOKEEPER(1) (イブニングKC)

ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)

ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)

  • 『探偵学入門』マイクル・Z・リューイン 【bk1】
    個人的なポリシーというか最後の砦として「ポケミスには手を出さない」を掲げていたのだが(金銭的にもその他の理由でもあまりにも危険すぎる)、『あなたに不利な証拠として』を買ってしまった時点でその約束はパー。そして、最近のリューイン再読でどうしてもパウダーが読みたくなってしまったので遂に購入。シリーズ長編だったら文庫化されるかもしれないけど、これは微妙かと思ったせいもある。とりあえずパウダーのだけ読んで、『探偵家族』シリーズとその他の短編に関しては『探偵家族』読んでからにします。

探偵学入門 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

探偵学入門 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)