購入本

  • 百鬼夜行抄 -15-』今市子 【bk1】
    相変わらずの高値安定、といいたいところですが、ちょっとこの巻はわかりにくい部分が多かった。これまでもよく読み返さないと理解できない話ってのはありましたが、この巻はちょっと顕著かなあ。面白くないわけでは全然ないんですが。司や晶があまり出番がないせいもあるのか。開おじさんは相変わらずですが。

百鬼夜行抄(15) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

百鬼夜行抄(15) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

  • 死がふたりを分かつまで -1-』たかしげ宙DOUBLE-S 【bk1】
  • 死がふたりを分かつまで -2-』たかしげ宙DOUBLE-S 【bk1】
    来月のマンガ発売予定を調べていて気になった。ミステリ者的にはタイトルがスルーできないし、原作が『スプリガン』のたかしげ宙ですし。で、調べてみたらなかなか面白そうだったので買ってみた。これが当たり。
    的中率90%を誇る予知能力者・遥は、その能力を狙われ誘拐される。だが、彼女はその能力を使って一人の男に助けを求める。その男は盲目の剣士・土方護。現代の最先端科学を利用した仕込み杖を使い、拳銃でさえぶった斬る。遥は護に自分の命を守るよう依頼。契約期間は「死がふたりを分かつまで」。
    これだけだと、よくある単純なアクションものっぽいんですが、そこはたかしげ宙。まず、護は「国際的犯罪被害者の会」エレメンツ・ネットワークという団体(表には知られていない)に雇われた剣士、という設定。このエレメンツ・ネットワークには世界中の犯罪被害者が加盟しており、お互いは匿名で顔も知られていないが、犯罪を撲滅するために協力している、という設定。彼らの中のそれぞれのエキスパートが犯罪撲滅のために自らの技術や資金を提供している。この中でたかしげ宙らしく最先端の科学技術、軍事的・政治的知識を盛り込んでいます。絵柄的にはスクエニらしい、描線の細いちょいと田島昭宇っぽい絵。まあ、皆川亮二と比べるのもなんですが、個人的には結構いい線いってると思います。
    近所の本屋には2巻までしかなかったので、早く3巻が読みたい。ちなみに来月に4巻が出ます。というか会社の近くの本屋はスクエニのマンガ一冊も置いてなかったよ。ヒドイ。