購入本
- 『夏目友人帳 -3-』緑川ゆき 【bk1】
この巻もよかった。特に一話目の蛍の話で、伏線が消化されたシーンは素晴らしかった。「うぉぉっ」と思いました。
『もっけ』や『百鬼夜行抄』があくまでも人間側の視点、というか人間、という側に妖怪が近づいてくるわけだけど、『夏目友人帳』の場合は夏目が妖怪の側に入っていってしまう。その中で夏目の目で見た妖怪の悲哀が描かれているのがとてもいい。だからこそ夏目以外の人間は殆ど登場しない。あ、名取が再登場してますが。名取の謎についてはまだまだ焦らしてます。
- 作者: 緑川ゆき
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2007/02/05
- メディア: コミック
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