購入本
- 『鋼の錬金術師 -12-』荒川弘(ISBN:4757515499)
200円しか違わないし、と思って初回限定版を買ってしまいました。まあ、4コマミニブックがついてくるだけなんであんまり意味はなかったですけど。話的には前回から続いたスカーVSエルリック兄弟、大総統&グラトニーVSリン&ランファンの戦闘。大総統にやられたかと思ったランファンはなんとか生きてる。しかし、追い詰められた結果、ランファンの左腕は…。一方、スカーとの戦いの最中、ウィンリィの両親を殺したのがスカーであることをウィンリィに聞かれてしまうエド。正直この部分は、突然すぎるというか、ここに挟み込まんでも、とは思ったが。つーか、アルつえー。だいぶ物語も動きを見せつつあるけど、やはり一息はつかず。正直、これ以上は苦しい気もするけどなあ。一挙に大団円を向かえることができるのだろうか。でも面白いのは面白い。 - 『ヒストリエ -3-』岩明均(ISBN:4063143953)
スキタイ人であることが判明し、奴隷として売られていくエウメネス。しかし、売られていく途中で舟が沈み、ある村に流れ着く。ここで数年間を無事に過ごすことになる。相変わらず残酷描写が遠慮ない。それでもこの巻は結構平穏な話。ただ、また次巻がキツイ展開になりそうだ。 - 『おおきく振りかぶって -5-』樋口アサ(ISBN:4063143937)
いよいよ桐青との試合が始まる。桐青の投手の調子があがらないうちに三橋の結果オーライチョンボで先取点。立ち上がりは調子のいいところを見せる三橋だが、阿部はそんな三橋に不安を感じる。相変わらず駆け引きとか、その時々の選手の気持ちとかが上手いなあ。ここで前年優勝校に勝っちゃうのかどうなのか。三橋がこのまま行くのかどうなのか。気になります。 - 『神の雫 -4-』亜樹直/オキモトシュウ(ISBN:4063724778)
イタリアワインとの対決直前、3000円代のワインを思わぬところより入手。そして対決に。序盤はイタリアの攻勢、しかし徐々にフランスワインも本領を発揮し、結果は。ってな展開。店で飲むなら別だけど、自分で飲むならいちいちデキャンタしなくちゃいけないのはマイナスだと思うなあ。皆がそんな技術持ってるわけじゃないし。そして遂に第一の使徒探しとなるわけですが、よくもまあこれだけの大仰な表現を、と思います。それさえ避ければ面白いマンガです。っていうか、ワイン版の『美味しんぼ』以外の何物でもないけどな。 - 『誘拐の果実(上)』真保裕一(ISBN:4087478793)
- 『誘拐の果実(下)』真保裕一(ISBN:4087478807)
おいおい今年三つ目の真保裕一の文庫落ちかよ。出過ぎ。とはいえ『発火点』が「あらら」な作品だったからこっちで口直ししたいですな。 - 『仮題・中学殺人事件』辻真先(ISBN:4488405134)
あとで載せますが、『法月綸太郎の本格ミステリ・アンソロジー』に関わってくる部分もあって、ちょうど平積み展開されてたので購入。「読者が犯人」というとんでもない作品です(ネタバレだけどネタバレじゃないよ、帯にもデカデカと書いてあるし)。