MYSCON9無事終了いたしました

というわけで、怒涛の勢いでこの一ヶ月あっという間に過ぎていったMYSCON9も皆様のおかげをもちまして無事に終了いたしました。

昼の部のゲストとしてご参加いただきました近藤史恵先生、田代裕彦先生、
インタビュアーとして先生方のお話を引き出してくださった杉江松恋様、宇佐見尚也様、
販売書籍をご提供いただきました新潮社様、富士見書房様、
企画の持込や当日のヘルプなど、スタッフをお助けくださった皆様、
そして何よりも当日会場まで足をお運びいただき、MYSCONに参加してくださった全ての方々、
スタッフを代表いたしまして感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
9年間(実質10年間)続いてまいりましたMYSCONも次回はMYSCON10、10周年となります。
9が終わったばかりでなんですが、記念すべきMYSCON10に向けて色々な企画なども考えておりますので、是非ともご参加いただきたい。
そして、MYSCONの10年間を支えてくださった皆様にご恩返しができるようなイベントにしたいと思っております。

では、MYSCON10でお会いしましょう!

shaka2008-02-19

告知が遅れましたが、MYSCON9の参加受付が今週末から始まります!
今年も昨年同様の昼夜に分かれてのイベントとなります。そして昼のゲスト一組目は近藤史恵先生です!(近藤先生自らのサイトでの告知、ありがとうございますm(__)m)
昨年刊行された『サクリファイス』が大藪春彦賞を受賞し、本屋大賞にもノミネート!『このミス2008』でもベスト10入りと、まさに今注目の近藤先生をゲストに迎えて、MYSCONでしか効けない話を聞いちゃいます。インタビュアーは杉江松恋さんです。
個人的には歌舞伎シリーズの話もお聞きしたいし、自転車レースの魅力についても語りたい(語っていただきたい、の間違い)。
昨年のMYSCON8でゲストとしてご参加いただいた、海堂尊先生、桜庭一樹先生、三津田信三先生のお三方は、その後いずれも大活躍なさっただけに(本当にありがたいことです)、今年の近藤先生の活躍にも期待大。是非とも皆さんご参加ください。
手薬煉引いてお待ちしております。

相変わらずバタバタとしております。しかし、ドストエフスキーが言うように「人間とは慣れる生き物」なわけで、段々とこの生活に慣れてきてしまっている自分が嫌だ。睡眠時間不足だけはどうあがいても慣れませんが。
昨夜は「桜庭一樹直木賞受賞!」のニュースが周囲で飛び交い、一日の締めくくりとしては大変めでたい気分になれた。帰宅した時間には地上波のニュースは終わっていたので、スカパーでニュース番組を垂れ流していたら記者会見の模様が流されたので見た。
いやー、直木賞受賞の記者会見で笑いをとるとはさすがは桜庭一樹。それも得意の母親ネタですよ。このネタは『新・桜庭一樹読書日記』でも出てきそうなので期待。お母様はいい味出しすぎです。
朝起きたら「めざましテレビ」でも流れていて、やはり受賞者が女性二人と絵になることもあって思ったよりも長い時間扱われていた。それにしてもそうか、桜庭一樹「社会派」だったのか。知らんかった。めざましテレビはいつも勉強になるなあ(棒読み)。
それでも直木賞の影響力はまだ大きいらしく、bk1では早速売上1位となっています。セブンアンドワイでは5位。Amazonでは13位ですね。書店でも大きく展開するだろうし、昨年から続く桜庭一樹フィーバーはまだまだ終わりそうにないですな。
川上未映子はスカートの丈の短さがある意味では記者泣かせだったんだろうなあ <どうでもいい。
あ、よく考えたらわし直木賞とは決別していたのであった。まあ、今回も特別ってことで。桜庭一樹の記者会見の模様は「MSN産経ニュース」がやたらと詳しく一問一答で掲載されています。

新年あけましておめでとうございます。
すっかり更新がご無沙汰となっていますが、ただでさえバタバタしていたのが師走に入ってからは、教師でもないのに一層バタバタな日々を送っており、毎日が午前様状態です。
おまけにクリスマスプレゼントにご丁寧に風邪をいただきまして、年末年始は熱で朦朧とした体にさらに鞭打つ状態で自分の馬車馬ぶりにちょっと感動しました。
んでもって三が日が明けない今日も仕事です。正直更新が滞っている理由のひとつはストレスからくる無気力状態なんじゃないかと思います。
当面はこんな生活が続きそうですが、本年もよろしくお願いいたします。って、もはや更新(交信)の途絶えかけているこんなサイトも意味無いのかもしれませんが。
そういや先日NHKを点けたら、いきなり意味不明のアニメが流れ出しました。女性の体が幽体離脱し、本体よりも数秒早く朝起きてから歯を磨くまでの一連の動作を行い、一歩遅れて動き出した本体が、歯を磨き終わるのと同時に幽体と動きが一致する、というものでした。これが一切のセリフなく、一分間ほど流れたのです。そして、アニメが終わったかと思うといきなり赤字のバックに白抜きで「今敏」のデカ文字。しかもそれが終わったと思ったら普通にNHKのニュースが流れ出した。あまりに突然で何が起こったのかまったくわからなかった。放送事故かと思ったくらい。
気になって調べてみたら、NHK「アニクリ15」という番組だったみたいです。この番組、様々なアニメ・クリエイターたちが1分間という時間制限枠の中で好きにアニメを作成する、という番組だそうです。しかも、放送はスポット枠で流れていて一応放送スケジュールも載ってるけど、半分はゲリラ的に行われているみたい。そんな番組があることすら知らんかったし、放送がゲリラ的ってのもNHKらしくなくて面白い(でも私みたいに放送事故だと思う人いないのかね)。今敏の絵柄はとても好きだったので妙に印象残ってしまった。
去年の5月から始まっているらしく、既に3rdシリーズなのね。今期は今敏だけでなく新海誠の作品も流れてるみたいです。ただ、ホームページの交信は遅れてるね。既に今敏流れてるし。
仕事中といいながらこんなこと書いているのはファイル変換中の時間待ちだからです。さて、次の更新はいつになるやら。

『科学忍者隊ガッチャマン DVDコレクション』

http://www.de-club.net/gtd/
うわー、きちゃったよ。『Xファイル DVDコレクション』に続き、私にピンポイント。やりやがったなディアゴスティーニ。全部で68号って『Xファイル』よりも多いのかよ!。1,790円の68号ってことは12万円超えるの?!マジかよ!
高い、高すぎる…。これならCOMPLETE DVD-BOX買った方が遥かに安い。でも欲しい。ああ、悩む。

納品が迫ってそれどころでもないんだが、セパハン戦はリアルタイムで鑑賞。ミラン戦は12時過ぎに帰宅してからBS日テレで見た。
こういう試合がなあ、Jでも出来てればなあ、と嫌でも思ってしまう。たらればはまったく意味がないんだけど。セパハンサポーターにとっては永井という名前は忘れなれなくなっただろう。
それにしてもミランがここまでスタメン揃えてくるとは思ってなかった。おまけに途中からピッポマルディーニ投入。どんだけファンを喜ばせるつもりだアンチェロッティ
とはいえスコアは0-1でも、やはり世界との格差は確かにあった。J後半では韋駄天の如く殆ど全ての攻撃を跳ね返した坪井が、それまで完全に消えてたカカに抜き去られた時に、「ああ…これが世界との差か」と痛切に感じた。おそらくは日本でもナンバーワンのスピードを誇るDFである坪井がああまで完全に置き去りにされるとは。それがバロンドールに値する選手っちゃあそうなんだけど。
そんなこんなでサッカー以外の私生活はなし。いやマジで。

『火星の倉庫』ヨーロッパ企画

作・演出:上田誠、出演:出演:石田剛太、酒井善史、諏訪雅、角田貴志、土佐和成、中川晴樹、永野宗典、西村直子、本多力松田暢子、山脇唯
劇場がサンモールに変わってどうなるかなあ、と思っていたんですが、舞台は広くなっても相変わらずのヨーロッパ節でした。セットの作りこみも変わらずで、ああいう高さの使い方した芝居ってちょっと見たことがなくて感心した。いわゆる箱足を芝居の最中に組み替えて舞台を変更するのはよくある手法だけど、それ自体に必然性を持たせ、セットとしての違和感をなくすってのも見事だった。
いつもながらの面白さだった、とはいえ、ラスト間近の展開にはもうビックリでした。それまでがあまりにもいつもどおりのヌルーい雰囲気だっただけに、あそこで見せた急展開には口あんぐり。というか普通の芝居、というよりもむしろ小説とかだったら間違いなく「クズ本」の烙印を押されかねない展開ですよ。しかし、それでもすんなりと話が進んでしまうのがヨーロッパクオリティ。そういう意味での演出上のギャグの使い方が見事。とんでもない展開をギャグで推し進めることで、観客がその状態を笑っている間に、本来の違和感を払拭してしまう。『サマータイムマシン・ブルース』とかでもそうだけど、そういう突飛な設定を観客にスルリと納得させるのが本当に巧いと思います。
役者的には、酒井さんの出番が少なく、得意の理系ツッコミがなかったことが非常に残念(酒井さんの理系ツッコミをこよなく愛する会代表)でしたが、それ以外は皆自分のキャラを活かしたいつもどおりの芝居を見せてくれました。特に永野は冒頭以外まったく身動きできないという設定でありながら、見事なまでの自己主張。個人的には永野放置プレイシーンがもう少しあってもいいくらいだった。
土佐のチンピラキャラは完全に持ちネタとして完成したようで、回しキャラとしてはもう外せない。その分、今まで回し役だった石田が諏訪と絡んで好き勝手やる機械が増えたのも嬉しいかもしれない(松田さんを助け出すシーンとかは腸捩れた)。そしていつも最終的には一番困ったハメに陥る中川晴樹の芝居が個人的には非常に好きである。久々に松田さんが悪女キャラじゃなかったのもよかった(その分最近は山脇さんがヒドイ目にあってる気がする)。
そして、今回一番驚いたのはラスト、というかエピローグ(?)。まさかまさかの展開で、これまでヨーロッパ企画の芝居を見てきた中で想像もつかないラストであった。なぜああいうラストになったのか、激しく上田誠に問いたい。いや、悪いとかじゃなくて純粋になぜああいう終わり方を選んだのかがすんげえ気になる。
あと、余談ですがこの日に見に行ったメンバー6人中4人が三本組DVD買って、特典としてついてくるポスター三種の中からひとつ選ぶのに全員同じポスター選ぶってどゆことですが。少しは考えようよ。